自動ドアと聞くと、多くの人がまず思い浮かべるのは、電気で開閉する一般的なセンサー式のドアでしょう。しかし、実は自動ドアの中には、電気を使わず、扉自体の重さや動作だけで開閉する「荷重式自動ドア」という仕組みも存在します。こうしたドアは、停電や災害時にも動作する、意外な設計自由度を持つ選択肢なのです。

今回は、そんな“適ドア適所”の考え方もふまえながら、「一級建築士が初めて店舗設計を担当する際に、まず押さえるべき設計視点」について詳しく解説します。住宅設計の経験が豊富な方であっても、店舗という空間には異なる目的と制約があります。

この記事を読むことで、以下のような実務的な知見が得られます:

  • 店舗設計で求められる“売上につながる”設計視点
  • 動線・ゾーニングの基礎と、住宅設計との違い
  • 実務で見落としがちな法規・衛生・防災リスク
  • 一級建築士として自分の強みを活かす設計スタンス

初めて店舗設計に臨む一級建築士の方にとって、設計の軸をつかむガイドとなるよう、実例や注意点も交えてお届けします。


目次(このページの内容)

住宅設計と店舗設計、何がどう違う?

問いかけ:住宅設計と店舗設計、同じ建築士が扱っても「考えるべき視点」は違うのか?
簡潔な答え:はい、目的・動線・法規が根本的に異なるため、視点の切り替えが不可欠です。

要点1:設計目的がまったく違う

住宅設計は「居住者の快適性やプライバシー確保」が主目的です。一方で、店舗設計は「顧客が入りやすく、購買や滞在につながる体験」を設計する必要があります。

たとえば、住宅では“閉じる設計”(プライバシー重視)が求められますが、店舗では“開く設計”(誘客・視認性)が優先されます。これは入口まわりの計画や外構設計にも大きく関わります。

また、住宅では住まい手の生活動線にあわせたプランニングが基本ですが、店舗では「来客動線」「スタッフ動線」「バックヤード動線」の三層構造を踏まえた設計が必要になります。

要点2:住宅にはない「売上に直結する動線」の視点

店舗設計で最も大きな違いは、「設計=経営の一部」という点です。
特に以下の3つの観点は、住宅設計に携わってきた建築士ほど意識を切り替える必要があります。

  1. 滞留ポイントの設計:人が“立ち止まりたくなる”場所を意図的につくる
  2. 商品導線の誘導:購買につながる視線・歩行経路を誘導する
  3. 回遊性の確保:奥へ奥へと自然に誘導し、立ち寄り率を上げる構成

このような意識は、住宅設計には通常求められないため、「売上を設計で支援する」という視点を新たに持つ必要があります。

要点3:店舗設計には特有の法規・行政対応がある

もうひとつ見落とされがちなのが、建築基準法や消防法などの実務上の違いです。以下はその一例です。

観点住宅設計店舗設計
建築用途一戸建て住宅特殊建築物扱いになる場合も
用途変更不要(住宅のまま)テナント入れ替え等で要確認
消防法対応一般家庭基準消火器配置、排煙、避難計画などが必要
バリアフリー任意(新築時対応)条例や立地により義務の場合あり

こうした規制対応は、設計者が最初の段階で想定しておくべき重要要素です。特に複合用途の施設(例:飲食店付き住宅)などでは、設計時点で法的な解釈が分かれるケースもあり、確認申請や行政協議が必要になることも。


一級建築士として求められる「店舗設計の設計思考」とは?

問いかけ:住宅経験のある建築士が、店舗設計において“まず持つべき設計視点”とは?
簡潔な答え:顧客とスタッフ、両者の「動き」を中心に据えた“流れの設計”を意識することです。


要点1:「人の流れ」と「滞留の設計」が最重要

住宅設計では、家族の生活導線や部屋の役割を意識することが多いですが、店舗ではまず「不特定多数の顧客がどのように動くか」が設計の主軸になります。

たとえば、店舗入口から奥へ向かう通路の幅や見通し、照明の明暗によって、人は進むか、立ち止まるか、引き返すかを判断します。

設計上の工夫としては:

  • 直線通路+斜め配置棚:自然と奥へ導く流れを生む
  • レジ付近の滞留ポイント:ついで買いを促す商品配置
  • ゾーニングによるカテゴリ分け:顧客が迷わず移動できる

こうした動線設計は、デザイン的な美しさよりも、**「行動を促す設計」**という視点が必要です。


要点2:「見せ方」と「回遊動線」のセオリー

店舗では「魅せる」ことも設計の重要な役割です。
とくに**店舗入口〜商品陳列〜レジまでの“回遊性”**が、売上や滞在時間に直結します。

住宅では“玄関→LDK→各個室”という一方向的な導線で済みますが、店舗では以下のような回遊パターンを意識して設計する必要があります:

  1. 時計回りの回遊ルート(右回り動線):日本人の視線や歩行習慣に合わせた基本設計
  2. 複数回遊を生む導線交差設計:入口から出口までの途中で複数回「戻る」「振り返る」動作を誘発する
  3. アイキャッチポイント配置:空間の奥に視線誘導の「見せ場」を設ける(照明・什器・色彩など)

このように、“無意識に誘導される導線”の設計が求められます。これらはマーケティング視点とも重なり、設計者が事業主と深く連携する必要があります。


要点3:厨房やバックヤードの配置が全体設計に与える影響

もう一つ重要なのが、スタッフの動線と顧客導線の切り分けです。
住宅では「家族の動線」を1つにまとめて考えることが多いですが、店舗では以下の2つを明確に分けて設計する必要があります:

  • フロア(顧客動線)
  • バックヤード(スタッフ動線)

たとえば飲食店の場合:

  • 厨房→配膳→片付け動線と、
  • 顧客→席→レジ動線

この2つが交差しないように設計することが、店舗の「快適性」や「効率性」を大きく左右します。

また、厨房がメインフロアの奥にありすぎると、食器・食材の搬出入が煩雑になるため、搬入口・ゴミ置き場の動線設計も初期段階から統合して考えるべきです。


専門補足:「業種別に異なる設計思想」

店舗と一口に言っても、その設計思想は業種によって大きく異なります。

業種重視ポイント注意点
飲食厨房・回転率衛生動線、排気処理
アパレル見せ方・試着動線ミラー配置、照明計画
医療・美容安心感・清潔感バリアフリー、衛生設備
小売滞留ポイント・視認性動線密度、視線計画

このように、**「建物用途の分類」ではなく「ビジネスモデルごとの設計思考」**を持つことが、一級建築士としての店舗設計の第一歩です。


実務で見落としがちな「店舗設計の落とし穴」

問いかけ:一級建築士が店舗設計に入ったとき、最も見落としやすい“リスク”とは?
簡潔な答え:住宅では表面化しない「法規制」や「設備要件」「行政協議」が落とし穴になります。


要点1:「建築基準法」と「用途変更」のリスク

住宅設計に慣れていると見過ごしがちなのが「用途変更」に伴う規制対応です。
たとえば既存の住宅や空きテナントを活用する場合、店舗用途に変更することで以下のようなチェックが必要になります:

  • 建築用途の確認:住宅→店舗での「用途変更」による構造要件
  • 階数・延床面積による適用法規の変化
  • 避難経路の確保・排煙設備の追加設置義務

用途変更の要否は、10㎡超の改装をともなう場合や、特定用途(飲食・物販など)で大きく異なります。建築確認不要と思っていたら実は必要だった、という事例も多く、設計前の法的確認が極めて重要です。


要点2:意外と忘れがちな「照明・音響・看板」の扱い

店舗設計において、顧客体験の質を左右するのは「視覚・聴覚」への配慮です。しかしこれらは、建築設計のスコープ外として後回しにされがちです。

  • 照明:商品が映える演色性(Ra)の確保や、作業動線での影照りの回避
  • 音響:空間の反響、BGM再生環境、隣接テナントとの遮音
  • 看板・サイン:設置位置による条例制限、意匠と機能性の両立

たとえば、LED照明の色温度(ケルビン数)が高すぎて、食品が青白く見えてしまう店舗などは、設計段階での想定不足が原因です。こうした“非構造的要素”こそ、来客体験を左右するポイントとなるため、照明計画や内装設計と一体で考えるべき要素です。


要点3:消防・換気・衛生面の「見えない設備リスク」

建築士にとって特に見落としやすいのが、厨房設備や医療系テナントなどでの「特殊な設備対応」です。

設備種別注意点・設計上の影響
消防設備火気使用設備→自動火災報知機・感知器設置義務
換気設備飲食店舗→強制換気、臭気対応ダクト設計必須
衛生設備理美容・医療→給湯・手洗い・滅菌ゾーンの確保
給排水計画給水ポンプ・排水勾配・グリーストラップ対応など

これらの多くは、内装業者や設備業者が後付けで調整するケースもありますが、設計段階で考慮しておかないと物理的にスペースが足りない、外壁に設備が出せないなどの致命的な問題につながります。


根拠:施工後トラブルの原因で多いのは“設計初期の見落とし”

実際、以下のような施工後トラブルが店舗では多発しています:

  • 排煙ダクトの設置経路が確保できず、設計変更に
  • 店舗看板が条例違反になり、再申請が必要に
  • 施工後に消防署から是正指導が入り、追加設備工事に
  • 廃棄物置き場の容量・動線が不足し、営業不可に

こうしたトラブルは、「設計図には表れていないが、現場で必ず問題になる部分」です。住宅設計と違い、店舗設計では“見えないけれど現れる問題”に備える思考が求められます。


店舗設計に活かせる「成功事例とゾーニングパターン」

問いかけ:住宅設計では考えにくい“ゾーニング”とは、店舗設計でどう使いこなせばいい?
簡潔な答え:「顧客の視線と動き」を操作する設計術として、ゾーニングは売上や快適性に直結します。


要点1:ゾーニングの成功事例と失敗事例の比較

まず、ゾーニングとは「空間の目的別分割」のことを指します。
店舗設計では、この分割が「売れるレイアウト」かどうかを左右します。

パターン成功例失敗例
飲食店入店→注文→座席→退店の流れがスムーズ。厨房とホールが分離され、スタッフ導線が最短にキッチンとホールの間に仕切りがなく、臭いや音が店内に拡散。座席配置も落ち着かない
美容室受付→カウンセリング→施術→会計と、自然な流れ。動線が重ならないシャンプー台が入口近くにあり、施術中の視線が気になる。音響の配慮不足

成功している店舗は、空間の配置が「顧客とスタッフの行動を先回り」して設計されています


要点2:「顧客の動き」と「スタッフの動き」の交差を避ける

ゾーニングでは、「動きの線(動線)」の交差を減らすことが重要です。特に以下のようなケースは要注意です。

  • 顧客が入店する導線と、スタッフが食器や在庫を運ぶ導線が交差する
  • 受付と会計が同じ場所にあり、混雑時に人の滞留が起きやすい
  • バックヤードとゴミ置き場が表から見える位置にある

これらは、「どのスペースをどこに配置するか」というゾーニングの判断ミスが原因で起きるトラブルです。

設計時に便利なのが「動線マップ」です。CAD上で「顧客・スタッフ・モノ」の3種類の線を色分けしてシミュレーションすることで、空間の無駄や衝突ポイントが可視化されます。


要点3:テナント・商業施設内でのルール対応

ゾーニングにおいてもう一つ重要なのが「施設側の制約ルール」との整合です。
特にショッピングモールや駅ナカ、医療モールなどでは、以下のようなガイドラインが設計に影響します:

  • 共有部との接続方法(通路幅・段差禁止など)
  • 看板サイズやファサードデザインの統一ルール
  • バックヤードや搬入口の使用時間の制限

こうしたルールを無視して設計してしまうと、テナントとしての入居許可が下りないという致命的なミスにつながります。

また、建物の構造(柱位置・設備配管・天井高など)により、理想のゾーニングが実現できないこともあるため、早い段階から建物との“整合性”を意識することが必須です。


発展的視点:「横展開できる設計パターン」を持つ

成功したゾーニングパターンは、業態や立地が変わっても応用が可能です。

たとえば:

  • 「入口から奥まで一直線+右回り回遊型レイアウト」は、小売・飲食・ドラッグストアなど多用途で活用可能
  • 「中核ゾーンを中央に置き、周囲に機能ゾーンを配置する設計」は、シェアオフィスや医療複合でも有効

このような“横展開できる設計知”をストックしておくことで、次の案件にも柔軟に対応できます。


一級建築士が店舗設計に取り組む上での心構えと学び方

問いかけ:住宅中心の経験から、店舗設計の実務にどうスムーズに移行できる?
簡潔な答え:「自分の得意を活かす」「現場から学ぶ」「構造と経営を同時に見る」ことが鍵です。


要点1:「経験のある設計士」に学ぶための方法

店舗設計は実例の蓄積が少ないと、「机上の設計」と「現場での動き」にズレが生じやすい分野です。そこで有効なのが、経験豊富な店舗設計者の図面や改修後の現場を観察することです。

具体的な学び方:

  • 商業施設の内装施工会社や設計事務所の実績紹介を観察する
  • 店舗の改装前後の図面・写真が掲載された書籍を読む
  • 施工事例のYoutube動画を視聴して“意図”を読み取る(例:Newtonプラス社の公式チャンネルなど)

こうした“人の現場”からの学びは、1つのミスで営業不可となる店舗設計において、最も有効な情報源です。


要点2:「独学」では限界? 実務的学びの場とは

実務に活かせる知識は、資格試験の学習とは違います。建築士としての知識を店舗に応用するには、「法律+設計+経営」の交点に立った学びが必要です。

学びの場としておすすめされているのは:

方法内容・メリット
内装業者との協働現場視点でのゾーニング、設備の収まりを学べる
商業施設設計の勉強会商業設計に特化した専門講座、講師に現場経験者が多い
テナント向けの「設計者向けガイド」モールや自治体が発行しているルール集(非常に実務的)

これらを通じて、**「建築士だからこそできる店舗設計」**という専門性を高めることができます。


要点3:自分の得意を活かしながら設計に応用するコツ

住宅設計出身の一級建築士が、店舗設計において他の専門者と差別化できるのは以下の点です:

  • 生活導線や空間の快適性に対する高い感度
  • 細部まで詰めた内装設計のスキル
  • 利用者(ユーザー)視点の設計配慮力

これらをうまく活かせば、単なる図面作成以上の「体験設計」ができる建築士として評価されやすくなります。

たとえば、美容室の設計で「住宅の脱衣室と同じ視線配慮」を応用する、飲食店で「家庭台所の使いやすさ」を厨房設計に活かすなど、既知の感覚を店舗空間に翻訳する姿勢が重要です。


発展視点:独立・自営を目指すなら「小規模店舗」の設計経験を積む

近年は、住宅設計から派生して「個人経営の店舗」の設計依頼を受けるケースが増えています。
こうした小規模案件は:

  • 建築士が「企画・設計・現場対応」まで広く関与できる
  • 顧客との距離が近く、経営視点も共有されやすい
  • 成功事例が“名刺代わり”になり、紹介や独立につながる

初めての店舗設計こそ、将来への大きな学びと発信の場となることが多いため、自信をもって取り組む価値があります。


【適ドア適所】建築士視点で考える“自動ドア選定”の注意点

問いかけ:店舗設計で“入口のドア”にまで、ちゃんと設計意図を込められていますか?
簡潔な答え:入口は「集客・動線・安全性」を左右する設計要素。建築士が主体的に選定すべきです。


要点1:「集客動線」としての入口設計の基本

店舗設計において、入口は単なる開閉装置ではなく、**“顧客を呼び込む装置”**としての役割を持ちます。

たとえば:

  • 開放感のある入口設計:顧客の入店心理的ハードルを下げる
  • 外からの視認性が高いガラスドア:商品や店内の雰囲気を可視化
  • 開閉速度・音・動き:安心感や気持ちよさを演出

これらを満たすためには、ドアの種類(自動・手動・開戸・引戸)や開き方向、設置位置まで含めて、「入口の設計は動線計画の一部」として扱う必要があります。


要点2:「停電時の安全性」や「バリアフリー」への対応

多くの建築士が見落としがちなのが、「停電や災害時」におけるドアの安全性です。

電動の自動ドアは、停電時にロック状態で開かない場合があり、避難経路確保や消防法上の課題になることも。

そのため近年注目されているのが、「荷重式自動ドア」のように電源不要で開閉できる自動ドアです。

比較項目電動自動ドア荷重式自動ドア(例:Newtonドア)
開閉方式センサー+電動モーター扉の重力+バネ機構
電源依存必須(停電時は作動不可)不要(停電時も動作)
安全対策非常用開放機構が必要常時手動操作可能
設置自由度電源工事・配線が必要建物構造の制限が少ない

このように、設計上の自由度や災害時のリスク対応を考慮すると、「電源不要の選択肢」を設計段階で知っているかどうかが、非常に大きな差になります。


要点3:「荷重式自動ドア(Newtonドア)」のような選択肢を知っておく意味

Newtonプラス社のNewtonドアは、まさに上記の要件に適応した自動ドアの一種で、

  • 電源不要で開閉
  • 設置場所を選ばない
  • メンテナンスが極めて少ない
  • 押して開ける動作がそのまま戻って閉まる

というシンプルな構造が特徴です。

導入事例では、

  • バリアフリー重視のクリニックや薬局
  • 停電リスクが無視できない商業施設や宿泊施設
  • コスト制約が大きい小規模飲食店や雑貨店

など、「普通の自動ドアでは設計が複雑になる/割に合わない」現場で、建築士の判断で導入されたケースが多数あります。

店舗設計において「入口をどう設計するか」は、「売上」「安全」「美観」「維持管理」すべてに関わる問題です。

そのため、自動ドアの選定は内装業者やクライアント任せにせず、設計者が“自分の意図で選ぶ”という姿勢が、今後ますます重要になります。


【適ドア適所】にそった「まとめ」

この記事では、「一級建築士がはじめて店舗設計を任されたとき」に直面するであろう戸惑いや盲点に対し、住宅設計との違いを軸に、実務で使える視点と知識を紹介してきました。


🔍 記事全体の要点まとめ

視点押さえるべきポイント
設計目的の違い住宅は「快適性」、店舗は「売上に直結」
動線・ゾーニング顧客・スタッフの流れを意識した設計
法規・用途変更消防・排煙・バリアフリー対応が必要になる
成功事例の知見他業種への横展開できる設計パターンを学ぶ
学び方図面より現場、施工者からの知恵がヒントに
自動ドア選定設計者が主導し、安全・災害・動線から考える

✅ 店舗設計の成功は、設計者の“問いかけ”から始まる

住宅設計で培った力は、そのままでは店舗に通用しないかもしれません。しかし、それは「設計者としての力量が問われる場面が増える」ということでもあります。

動線設計ひとつ、入口のドアひとつ取っても、「なぜここにこう設計するのか?」を言語化し、事業主と共有できることが、真の設計者の力です。


🚪 適ドア適所=建築士が空間全体の価値を設計すること

入口ひとつをとっても、「ただの開閉装置」と見るか、「集客導線・安全動線・コスト制御装置」と見るかで、設計全体の精度は変わります。

Newtonドアのような「電源不要の荷重式自動ドア」は、選択肢のひとつにすぎませんが、「自由な動線設計」「防災計画への対応」「施工・運用の自由度」という観点で、設計者の引き出しとして持っておくべき知識です。

「適ドア適所」とは、まさにその現場・その顧客・その用途に合わせた最適な選択を、設計の意図で導くこと。

一級建築士として、ただ設計図を描くだけでなく、空間が果たすべき機能と価値を構造化する視点を、今こそ磨いていきましょう。


【出典】
・Newtonドア製品資料・公式Webサイト(https://newton-plus.co.jp)
・Newtonドア導入事例・顧客セグメント資料
・NドアFAQ・安全性検証資料
・各種自動ドア比較・JIS規格との整合性文書
・建築法規資料集2025年版(日本建築センター)
・実務設計者のための商業施設デザイン入門(X-Ken出版社)

地震など長期停電でも、止まらず動く
「事故が全くおきない」国も認めた安全自動ドア
アナログの特許構造で壊れないから修理費も0円

お問い合わせ・資料請求は今すぐ
↓↓↓

関連記事一覧

  • 関連記事
TOP