自動ドアと聞くと、多くの人が「電動で自動的に開くドア」を思い浮かべるかもしれません。しかし実は、自動ドアには「音もなく、静かに、人の動きに応じて開く荷重式ドア」という選択肢も存在します。そしてこのようなドアは、動作が非常に静かなため、「ここ、自動で開くの?」と気づかれにくいという特性を持っています。

そんな場面で役立つのが、**「自動ドアのロゴや表示」**です。お店や施設の入り口で「このドアは自動です」と伝える小さな表示には、実は来訪者の安心感やスムーズな動線、安全性までもが関係しています。

この記事では、「自動ドアロゴって何をどう使えばいいの?」という疑問に対して、今使われている実例、表示の違いと使い分け、無料素材や表示方法まで徹底的に解説します。



目次(このページの内容)

自動ドアの「ロゴ」って、そもそも何を指すの?

「自動ドアのロゴ」と聞いたときに、皆さんがイメージするものはバラバラかもしれません。実際、「ロゴ」とひとことで言っても、その内容は大きく分けて3種類に分かれます。それぞれの意味と使われ方の違いを知ることから始めましょう。

表示ステッカーや案内サインとしてのロゴ

もっとも多く使われているのが、ドアのガラス面などに貼られる**「表示ステッカー」や「案内サイン」**です。これは、ドアの近くを通る人に対して「このドアは自動で開きます」ということを知らせるためのもので、注意喚起や安全確保の役割を担います。

多くの場合、「自動ドア」や「PUSH」「近づくと開きます」といった文字に、開閉方向を示す矢印が組み合わさっています。色は視認性の高い青や赤が多く使われ、長方形のフォーマットに統一感を持たせたものが主流です。

自動ドアメーカーの企業ロゴ

次に挙げられるのが、自動ドアメーカーそのものの企業ロゴです。これはNABCOやフルテック、そしてNewtonドア(Newtonプラス社)のように、ブランド認知を目的としたロゴで、商品に印字されていたり、Webサイトや取扱説明書に使われたりします。

このタイプのロゴは、情報伝達というよりは**「誰の製品か」を伝えるアイデンティティ**に近く、デザイン性やブランドカラーを重視して作られています。ステッカーとして貼られることはあまりなく、BtoB領域での利用が中心です。

ピクトグラム・アイコンとしてのロゴ素材

3つ目は、シンボル的なピクトグラムやアイコン素材としてのロゴです。ドアの形に矢印を組み合わせたような、視覚的に「自動ドアの動き」を表現したマークで、海外では案内板や施設サインなどにも多く見られます。

例えば、空港や病院などで「自動ドアはこの先にあります」と示す案内サインで用いられることもあります。最近ではデザイン性を意識した施設でも、独自のピクトグラムを作成して使用しているケースが増えています。


どんなときに、自動ドアのロゴ表示が必要になる?

自動ドアは便利な設備ですが、設置しただけで「お客さんに伝わる」とは限りません。特に荷重式のように静かに開くタイプや、ガラスドアで目立ちにくい場合、来訪者がその存在に気づかず手で押してしまう、あるいは躊躇して立ち止まってしまうことがあります。

こうした事態を避けるために必要なのが、「ロゴ表示」の工夫です。

「ここ、開くの?」という問い合わせへの対応

たとえば、ある小規模のブティックでは、オーナーが「何人ものお客さんから『これ、開くの?』と聞かれた」と話していました。自動ドアであるにもかかわらず、表示がなかったために「手動ドア」と誤認されていたのです。

これは機会損失につながるばかりか、無理に押されたことによる故障のリスクもはらんでいます。

視認性と安全性の確保

表示ステッカーがあることで、ドアの存在そのものや開閉の方向が視覚的に認識され、安全性も向上します。特に病院や高齢者施設などでは、足元のステッカーとあわせて上部のサインを設置することで、誰にとってもわかりやすい動線が確保されます。

信頼性と整然とした印象

また、店舗や施設の印象にも大きく関わります。簡易的なテプラのような貼り紙よりも、統一されたデザインのロゴ表示があることで、来訪者に「きちんと管理された場所である」という信頼感を与える効果もあります。



実例で見る、自動ドアロゴ・サインの種類

ここでは、実際に日本国内で使われている「自動ドアロゴ」の例を紹介しながら、それぞれのデザインがどんな意図で使われているのか、どんな場面に適しているのかを具体的に見ていきましょう。

ステッカータイプの表示(ガラス面に貼るタイプ)

もっとも一般的なのが、透明ガラスドアに貼られるステッカータイプの表示です。多くの場合、白地に青や赤の文字で「自動ドア」「自動」などと記載され、開閉方向を示す矢印マークと組み合わされています。

代表的なデザイン要素は以下の通りです:

デザイン要素内容
文字情報「自動ドア」「自動」「PUSH」「近づくと開きます」など
図形ドアの図と矢印、人物シルエットなど
色彩青(信頼感)、赤(注意喚起)、白地(視認性)
形状長方形、正方形、円形など施設に応じたバリエーション

例えば、ナブコシステムやフルテックのステッカーでは「自動」の文字と企業ロゴがセットになっているものが多く、メーカー提供の標準表示として採用されています。

ピクトグラム型(施設サインとしてのアイコン)

空港や大規模施設では、**自動ドアの存在を知らせるピクトグラム(絵文字)**が使われています。これは国際的な施設で多言語対応が難しい場合にも「視覚的に伝える」手段として有効です。

特徴としては:

  • 開いているドアに人物が向かっているアイコン
  • 両開き方向を示す矢印
  • 動きのある線(モーション)で開閉を示唆

このようなピクトサインは、案内板や上部の案内プレートなどにも多用され、施設全体のサイン計画に組み込まれます。

企業ロゴ併記型(メーカー表示とセット)

メーカー系の自動ドアには、その製品の製造者を示すロゴマークが併記されていることもあります。たとえば、

  • NABCO(ナブコ)
  • フルテック
  • TOSTEM(リクシル)
  • Newtonドア(Newtonプラス)

など、業界を代表する企業のロゴが表示と一体化したステッカーになっている例も多く見られます。

この場合、ロゴマークは単にブランドを伝えるだけでなく、「保守がされている製品か」「専門の設計によるものか」という信頼性の裏付けにもなりえます。

店舗独自デザイン・自作表示

最近では、カフェやアパレルショップなどで独自にデザインしたステッカーやアイコンを使う例も増えています。

  • 手書き風フォントで「自動で開きます」
  • ピクトアイコンと文字を組み合わせた自作ステッカー
  • 英語と日本語を併記したインバウンド対応

こうした表示は、店舗のブランディングと統一感を出しながら、実用性も兼ね備える工夫として注目されています。


ロゴや表示サインの作成・入手方法

「どこでその表示を手に入れるのか」「どうやって作るのか」——これは、ロゴ表示を検討する人にとって最初のハードルかもしれません。ここでは、すぐに使える素材の探し方から、オリジナルで作る方法、既製品の入手手段まで、現実的な手段を網羅します。

無料で使えるアイコン・ピクトグラム素材

まず手軽に始められるのが、無料のアイコンサイトやイラスト素材サイトを活用する方法です。特に以下のサイトは、商用利用も可能なものが多く、シンプルな「自動ドア」アイコンを見つけやすいです。

サイト名特徴URL
Icons8自動ドアの動きを表すアニメーション付きアイコンもありicons8.jp
Silhouette-illust白黒のシルエットアイコン中心、商用利用可silhouette-illust.com
Freepikカラーアイコンやステッカー風素材が豊富freepik.com
PNGTreeサイン風テンプレートもあり、業界用途に強いpngtree.com

これらは画像形式(PNG, SVGなど)でダウンロードでき、デザインソフトなしでも十分使える点が魅力です。ただし商用利用の可否とクレジット表記の要否は必ず確認する必要があります。

自作する場合のツールとテンプレート

自店舗や施設の雰囲気に合ったオリジナルロゴやステッカーを作成したい場合、以下のようなツールが便利です。

ツール名用途URL
Canvaテンプレートから作成可能、簡易ロゴ作成に最適canva.com
DesignEvo建物・ドア系ロゴテンプレートが豊富designevo.com
Adobe Expressカスタマイズ性が高く、商用利用向けexpress.adobe.com

これらを使えば、テキストやアイコンを組み合わせて、印刷用のデザインを作ることができます。自作したデザインは家庭用プリンター用の耐水シール用紙で出力するか、専門の印刷サービスを利用すると、クオリティがぐっと上がります。

既製の業務用ステッカーを購入する

もっとも手堅い方法は、業務用に販売されている自動ドアステッカーを購入することです。信頼できる業者が多く、耐候性や耐水性、剥がれにくさなど品質が保証されています。

  • 石井マーク製作所(ishiimark.com
  • モリサワサイン(視認性に配慮した施設向けステッカー)

既製品は数百円〜数千円で購入可能で、シール型やマグネット型など設置形態に応じたバリエーションもあります。


デザイン・設置時に気をつけたいポイント

自動ドアロゴやステッカーを選ぶ際、単に「貼ればいい」というわけではありません。視認性や安全性、法律上の注意点までを含めて、いくつかのポイントを押さえておくことが必要です。

視認性:小さくても伝わるか?

ステッカーやサインは、一瞬で「自動ドアである」と伝わる必要があります。以下のような視認性の工夫が求められます。

  • コントラスト:背景と文字・図形の色差をしっかり取る(白地+青/黒地+白など)
  • シンプルな図形:線が多すぎると逆に読みにくくなる。ドア・矢印・人物のみに絞るのが基本。
  • 距離感:ドアから1〜2m離れた位置でも「読める・理解できる」デザインにする。
  • フォントの太さ:細字よりも中〜太字のフォントが推奨される。

実際に設置する前に、貼る位置で実際の距離感を試してみるのが最も確実な方法です。

意味性:誰が見ても「動き」が伝わるか?

「開く方向」「動きの存在」などを図形的に示せるかも重要です。

  • 例:両開きドア→矢印が外向きに2つ
  • スライドドア→横に動く矢印
  • 人が近づく→人物アイコン+矢印で動きを示唆

これにより、高齢者や外国人など、文字情報に頼れない人への配慮ができます。

設置位置:どこに貼るのが効果的か?

表示の設置場所によっては、見落とされることもあります。以下のような基本的なガイドラインがあります。

設置箇所理由
ガラス面中央(目線の高さ)最も視認性が高く、動線に自然
ドア枠上部・側面建物の意匠を崩さずに視認させる
地面近くに補助サイン高齢者や車椅子利用者にも対応可能
店舗の外壁(入口近く)ドア以外の場所からでも認識させられる

1箇所だけでなく、複数箇所に補助表示を設けることが理想的です。

商標・著作権:ロゴ素材の流用に注意

メーカーのロゴ(例:NABCO、TOSTEM、Newtonドアなど)を表示に使いたい場合は、商標利用のガイドラインに注意が必要です。勝手に印刷・加工すると、商標法違反となる可能性もあります。

また、無料素材サイトで得たアイコンも、商用利用時には「クレジット表記が必要」「加工NG」などの制限があることも。「商用利用可・改変可」の明記された素材を選ぶことが基本です。


【適ドア適所】荷重式ドア(Newtonドア)の場合はどうする?

最後に、「電気を使わない」タイプの自動ドア——つまり**荷重式自動ドア(Newtonドア)**における表示の重要性について掘り下げます。

このタイプの自動ドアは、動きが非常に静かで、近づいてもモーター音やセンサー反応のような“わかりやすいサイン”がありません。そのため、多くの初訪者にとって「これは自動で開くドアである」という判断が難しくなります。

Newtonドアにおける“気づかれにくさ”とは?

Newtonドアは、人が軽くドアに触れることで荷重がかかり、ドアが静かにスライドする仕組みです。つまり:

  • モーター音なし
  • 物理的なスイッチやセンサーの存在なし
  • 開閉速度がなめらかで、ほとんど“音がしない”

この特性があるがゆえに、ドアの前で立ち止まる、押そうとする、避けてしまう……といったユーザーの迷いが起きやすくなるのです。

表示の工夫で補えること

このような「静かすぎるドア」には、表示の工夫こそが鍵になります。以下のような表示は、Newtonドアの特性と相性がよく、実際の導入先でも好まれています。

  • **「近づくと開きます」ではなく「そっと手をかけると開きます」**といった実用的な文言
  • Newtonドアの開閉方向を明示する矢印付きの図形
  • 他の設備との差別化のためのNewtonドア専用マークやロゴ

実際に、Newtonプラス社の一部導入現場では、「音がしないからこそ表示が重要だった」「ステッカー1枚で問い合わせが減った」という声もあります【Nドア顧客セグメントと導入事例.txt】。

「適ドア適所」の観点でみた表示戦略

Newtonドアは、その構造上「電気が使えない場所」や「停電時にも開閉が必要な施設」において最適な選択肢となります。しかし、ユーザーにとっては「いつもの自動ドアとは違う」と気づきにくいため、表示によってその“違い”を伝えることが極めて重要です。

たとえば:

  • 非常口や緊急避難通路 → 「停電時も開閉します」のような安心表示
  • 公共施設 → 子どもや高齢者にもわかるアイコンとテキストの併用
  • 商業施設 → デザイン性を保ちながら機能を伝えるサイン

「ドアの仕組み」にあわせた表示戦略こそが、まさに適ドア適所の考え方なのです。


【適ドア適所】にそった「まとめ」

この記事では、「自動ドアロゴって何を使えばいいの?」という問いに対し、表示ステッカーからピクトグラム、素材の入手法、設置の注意点まで体系的に解説してきました。

ポイントを整理すると、次のようになります:


✅「自動ドアロゴ」とは、以下の3種類が混同されている

  • ステッカー表示:利用者に「自動で開く」と伝える実用表示
  • メーカーの企業ロゴ:ブランドを示す識別アイコン
  • ピクトグラム/アイコン素材:デザイン用の視覚シンボル

✅ ロゴ表示は、なぜ必要か?

  • 「ここ開くの?」と聞かれるような状況を防ぎたい
  • 視認性・安全性を高め、誤操作や事故を減らす
  • 店舗や施設としての信頼感・丁寧さを伝える

✅ 素材の入手方法と使い分け

  • 無料素材:商用可/改変可の条件を必ず確認
  • 自作ツール:CanvaやDesignEvoで手軽にデザイン可
  • 既製ステッカー:品質・耐久性を求めるなら業務用を推奨

✅ 設計・設置のポイント

  • 視認性:フォント、色、距離感を考慮
  • 意味性:誰が見ても「開く」と理解できる図形化
  • 位置:目線の高さ+補助サインの併用が理想
  • 著作権:ロゴや素材の権利条件には注意

✅ Newtonドア(荷重式自動ドア)では特に表示が重要

  • 音や動作の“目立たなさ”が誤認を招きやすい
  • Newtonドア特有の開閉方法に合わせた文言と表示が必要
  • 「適ドア適所」の視点で、“音がしないドア”の見える化を補完することが鍵

自動ドアは、ただ設置するだけでは不十分です。**「誰に」「どんな場面で」「何を伝えたいのか」**という目的に応じたロゴやサインの使い分けが、施設運営の品質を大きく左右します。

それが、私たちが提唱する「適ドア適所」の考え方。
ドアの種類だけでなく、「伝え方」「見せ方」もまた、“適切な場所に、適切な方法”であるべきなのです。


【出典】

【荷重式自動ドア】Newtonドアの資料請求はこちらから→https://76auto.biz/newtonplus/registp/p-offer.htm

【荷重式自動ドア】NewtonドアのYoutubeチャンネルはこちらから→https://www.youtube.com/@newton_plus

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