自動ドアの開閉をより快適かつ確実に行うために、タッチスイッチの導入を検討する施設が増えています。とくに「ワイヤレス(無線)タイプ」のタッチスイッチは、配線工事が不要な点や設置の柔軟性から、近年注目を集めています。

しかしその一方で、こうしたワイヤレスタッチスイッチに対しては「本当に安定して動作するの?」「電波の干渉は?」「電池の交換は面倒じゃない?」といった不安の声も少なくありません。

この記事では、そんな不安や疑問を解消しながら、自動ドアにおけるワイヤレスタッチスイッチの仕組み・選び方・比較方法・設置上の注意点などを専門的な視点から総合的に解説していきます。


目次(このページの内容)

1. そもそも「ワイヤレスタッチスイッチ」とは何か?

Q:ワイヤレスタッチスイッチって、そもそもどんな仕組み?

A:ドアに触れることで開閉指示を出せる「タッチスイッチ」の一種で、電波で信号を送ることで物理的な配線を不要にしたものです。


手動操作を補助する「タッチスイッチ」の役割とは?

自動ドアは通常、モーションセンサー(人感センサー)や赤外線センサーによって開閉します。しかし、センサーが反応しにくい場面や、意図せず開いてしまう誤作動を防ぎたい場面も存在します。

そんなときに活躍するのが「タッチスイッチ」です。

  • 高齢者施設での歩行器使用者
  • 病院でのストレッチャー搬送
  • エントランスなどでの誤作動回避

など、**「確実に開けたい」かつ「自動で開きっぱなしにしたくない」**というシーンに特に向いています。


有線式と無線式の違いとは?

タッチスイッチは大きく2種類に分けられます:

種類通信方法配線特長
有線タッチスイッチ電線で制御盤と接続必要誤作動に強い/安定動作/施工に手間
ワイヤレスタッチスイッチ電波で信号送信(特定小電力など)不要工事が簡単/設置の自由度が高い/電波干渉リスクあり

「ワイヤレスタッチスイッチ」は、特に改修や追加工事が難しい建物や、短期間の工事を求められる施設において、高く評価されています。


どうやって通信しているの?(技術のしくみ)

現在主流のワイヤレスタッチスイッチは、以下の方式で構成されています:

  • 送信側(スイッチ部):押されると、電波で信号を送信(2.4GHz帯や特定小電力)
  • 受信側(制御盤側):電波を受信し、自動ドアの開閉信号として処理
  • 通信方式:一方向 or 双方向通信(応答確認あり)

一部の機種では、通信の成立やバッテリー残量を示すLEDインジケータも備えられており、「きちんと届いたか」をその場で確認できるようになっています。


電池式?電池レス? 使い方に合わせた方式も選べる

送信側は主に以下の2方式に分かれます:

タイプ特長メリット注意点
電池式一般的(数年持つ)安価/普及品が多い電池交換が必要
電池レス(自己発電型)押す力で発電し信号送信電池不要/メンテ不要若干押下力が必要な場合あり

自己発電タイプは、メンテナンスが難しい場所(例:屋外柱など)や、電池交換が手間な場所に向いています。


IP規格対応で防水・防塵にも優れた機種が増加中

最近ではIPX7(防浸型)などの防水仕様や、抗菌コーティングなどを施した機種も多く、「水回り」「医療施設」などでも使用できる製品が出ています。

たとえば:

  • ナブコ:HW-50 → IPX7/抗菌加工
  • オプテックス:OW-503 → 防滴仕様/ペアリング機能あり
  • Hotronシリーズ → 電池レス+IP対応+デザイン性

“タッチ”といっても、どの程度の接触が必要?

「タッチ」といっても、実際には“かるく押す”必要がある製品が多く、ボタンのようにカチッとするものや、静電容量センサー型などもあります。

高齢者や子どもが使う場所では、「押しやすさ」「わかりやすさ」も重要な評価ポイントです。


用語の補足:よく出てくる関連語の意味

用語意味
ペアリング機能スイッチと受信機を「対」にして通信設定をする機能。混信防止に有効。
特定小電力日本の規格に準拠した無線通信方式。医療施設などでも使用可。
アンサーバック受信確認信号(送信成功をLEDや音で知らせる)で操作ミス防止

このように、ワイヤレスタッチスイッチは“ボタンを押す”というシンプルな操作に、無線技術と防水・抗菌・メンテナンス性などが加わった進化型デバイスです。

しかし、現場で本当に役立てるには、設置場所や運用方法に応じた適正判断が不可欠です。
次のセクションでは、「どんな施設に向いているのか?」「どういう場面で適しているのか?」を具体的に見ていきましょう。


2. どんな施設に向いている?向いていない?(適ドア適所で考える)

Q:ワイヤレスタッチスイッチって、どの施設でも使えるの?

A:設置条件や利用者の特性によって「向き・不向き」があります。用途に応じて適切な使い分けが必要です。


適ドア適所とは?導入判断の出発点

「どの施設に、どんなスイッチが最適か?」を考える際に、私たちは**「適ドア適所」**という考え方を使っています。これは、場所や目的に応じて最も適した自動ドアの開閉方法を選ぶという、建築・施設運用における基本的な判断軸です。

自動ドアの開閉操作には:

  • モーションセンサー
  • タッチスイッチ(有線/無線)
  • 手かざしセンサー
  • 足元センサー

などの方式がありますが、「誰が」「どこで」「どう使うか」によって、適する操作方式は異なります。


各施設タイプ別に見る「ワイヤレスタッチスイッチの適性」

以下の表に、代表的な施設でのワイヤレスタッチスイッチの「適性評価」を整理しました。

施設タイプ適性理由とポイント
高齢者施設センサーが反応しにくい高齢者でも操作が明確。設置場所の柔軟性も◎
病院・クリニックストレッチャー対応に有効。タッチでの操作が直感的。防水・抗菌仕様が重要
小学校・保育園子どもでも理解しやすいが、耐衝撃性や操作強度の考慮が必要
マンションエントランスデザイン性と防水性を重視。電池切れ対応に注意
工場・倉庫手袋対応や誤作動防止の工夫が必要。環境により電波干渉の懸念も
飲食店・厨房手がふさがっている場面が多く、タッチよりも手かざしが有効な場合あり
商業施設(大型SCなど)△〜×不特定多数が使うため、タッチ式は「操作に迷いが生じる」リスクあり

高齢者施設や病院では「誰でも分かる明確な操作」が評価される

モーションセンサーや手かざしセンサーに比べて、「物理的にボタンを押す」という操作は、直感的で確実な開閉操作が可能です。

特に高齢者は:

  • 赤外線センサーを認識しにくい
  • センサーの“範囲”が分からず戸惑う
  • 歩行が遅く、開ききる前にぶつかる

などの課題を抱えるケースが多く、「ここを押せば開く」と明示されることで、安心して利用できます。


逆に、向かない施設や運用環境とは?

一方で、以下のような施設では注意が必要です。

  • 多数の通行人が頻繁に出入りする場所:タッチするのが手間と感じられたり、操作ミスが起きる
  • 荷物を持ったまま出入りするケースが多い:両手がふさがっている場面では非接触の方が適する
  • 厨房や衛生エリアなど:接触操作が衛生上懸念される場合は、タッチレスセンサーの方が望ましい

つまり、「一歩立ち止まって、明確に操作する余裕がある」場所には非常に向いているというのが、ワイヤレスタッチスイッチの特徴です。


実際の導入現場で見られる使い分け例

  • 病院のエントランスはモーションセンサー+夜間のみタッチ切替
  • トイレの個室はワイヤレスタッチ+開閉連動で照明・換気制御
  • 高齢者施設の居室前ドアに、タッチスイッチで誤作動防止
  • マンションの裏口に自己発電型ワイヤレスタッチスイッチ+センサー併用

このように、「場所ごとの目的」と「利用者の特性」に合わせて、複数の方式を組み合わせるケースも多くあります。


適性の最終判断は「運用シナリオ」で行う

どの方式を選ぶかは、カタログスペックよりも**“どう使うのか”という運用視点**での判断が重要です。

判断の出発点としては:

  1. 誰が使うか?(高齢者/子ども/従業員/訪問者…)
  2. どういう場面か?(手がふさがっている?急ぐ場面?)
  3. 操作は迷わずできるか?(視認性・案内表示)
  4. 衛生面の配慮は必要か?(タッチ式/非接触)

これらを丁寧に整理することで、「最適なスイッチ方式」の見極めが可能になります。


3. 「信頼性」で選ぶときに見るべきポイントは?

Q:ワイヤレスタッチスイッチは誤動作や不具合が起きやすい?

A:選定時にいくつかの「信頼性を高める設計ポイント」をチェックすることで、安定した運用が可能になります。


無線式の弱点とは? 誤動作や電波トラブルの不安

ワイヤレスタッチスイッチは便利な一方で、「本当に信号が届くのか」「電池切れで使えなくならないか」「混信しないのか」など、特有のリスクが存在します。

特に懸念されるのが次の3点です:

  1. 電波が届かない・遮蔽される(構造材や距離の問題)
  2. 電波が混信する・誤作動する(他の無線機器と干渉)
  3. 送信はされたが受信できなかった(通信確認ができない)

これらは、製品選定や設置時に注意を払うことで回避・最小化が可能です。


チェックポイント1:アンサーバック機能があるか

**アンサーバック機能(確認応答機能)**とは、スイッチを押した際に「信号が正しく送信され、受信機に届いた」ことを示す機能です。

  • LEDが点滅して送信完了を示す
  • ブザーで通知される
  • 受信機側から戻ってくる信号を受けて表示

この機能があることで、利用者は安心してスイッチを操作できるようになります。
とくに医療・福祉施設など、誤動作が許されない場所では必須に近い項目です。


チェックポイント2:ペアリング機能で混信を防げるか

ワイヤレス機器の世界では、「複数台が同じ周波数帯を使用する」ことによる混信が問題になることがあります。
これを防ぐための代表的な機能が**ペアリング機能(個別IDの割当て)**です。

  • スイッチと受信機を“対”として設定し、それ以外の信号は無視する設計
  • 工場や病院など、複数台導入時に重要
  • 最近の製品ではワンタッチで設定できる機種も増加中

一方で、ペアリング未設定のまま使用してしまうと、近くの他施設のスイッチで誤作動が起きる可能性もあるため、注意が必要です。


チェックポイント3:電波方式の違いとその信頼性

使用される電波方式によっても、信頼性に差があります。

通信方式特徴信頼性・安定性備考
特定小電力(315MHz/426MHz)日本の法制度に準拠/シンプル通信◎ 高信頼・長距離医療施設などでも採用実績多数
2.4GHz帯Bluetooth等と同帯域/高速度◯ 電波干渉の可能性ありWi-Fiとの干渉リスクあり
FM波比較的安定/障害物に強い◯ 安定性は高い一部機種のみ採用

→ 病院や高齢者施設などでは「特定小電力」または「FM方式」を採用した製品が多く、通信安定性が高いとされています。


チェックポイント4:防水・耐環境性能(IP等級)

施設では、設置場所によっては雨・湿気・粉塵などへの耐性も重要です。

IP等級説明製品例
IPX3防雨程度屋内利用向け(玄関横など)
IPX7一時的な水没にも耐える屋外利用可(病院玄関・施設外周)
IP65防塵+耐水圧厨房・工場などに適

製品によっては「抗菌コーティング」や「防汚仕様」も備えられており、衛生面を重視する施設でも安心して使用できます。


チェックポイント5:電池寿命と残量インジケータの有無

電池式の場合、「いつ切れるか分からない」のは大きな不安要素です。

  • LEDで残量を知らせる機種(例:ナブコ HW-50など)
  • 長寿命設計(1日500回使用で2〜3年)
  • 電池切れ時のバックアップ信号(異常を通知する)

また、**自己発電タイプ(電池レス)**を選べば、こうした懸念そのものを排除することも可能です。


チェックポイント6:実績とサポート体制

製品仕様が良くても、実際の導入実績やアフターサポートの充実度は重要な比較要素です。

  • 長年の設置実績(自治体や病院など)
  • 保守点検マニュアルや技術者対応
  • 修理部品の供給期間の明記

こうした「導入後の安心感」まで含めて評価するのが、信頼性を高める賢い選び方です。


4. 「設置と運用」の落とし穴を避けるために

Q:ワイヤレスタッチスイッチは“取り付けるだけ”で大丈夫?

A:施工・運用の段階でいくつかの「落とし穴」があります。よくあるトラブル事例とあわせて注意点を整理します。


1. 電波が届かない・届きにくい設置位置とは?

もっとも頻出するトラブルが**「スイッチの位置と受信機の距離・遮蔽物」による通信不良**です。

  • 設置距離が長すぎる(10m以上)
  • 金属製の壁やドアが間にある
  • 複数の機器が隣接している(電波干渉)

特に、アルミサッシや金属扉、配電盤付近などは、電波を反射・遮断しやすいため、テスト設置を必ず行うことが推奨されます。

🛠️ 施工時の対策:

  • 受信機を高めの位置に設置して見通しを確保する
  • 必要に応じて**中継機(リピーター)**を使用
  • スイッチと受信機を直線で見える範囲に置く(目視可能な距離)

2. 電池切れを見落としたことで「開かない」事故に

ワイヤレスタッチスイッチの**最大のリスクは“沈黙”**です。つまり、電池が切れていても操作側には何の反応もなく、利用者が気づかずに「ドアが故障した」と思ってしまうケース。

事例:
高齢者施設で、夜間に職員がスイッチを押したがドアが反応せず、故障と誤認。実際は電池切れだった。

🛠️ 運用対策:

  • LEDインジケータ付き製品を選ぶ(残量表示)
  • 定期点検(3〜6ヶ月ごと)を実施
  • 高頻度利用エリアでは電池レス機種も検討対象に

3. 押しにくい/わかりにくい位置に設置された

スイッチの物理的な位置が悪く、利用者が「どこにあるかわからない」「押しにくい」と感じる例も多数あります。

  • ドア枠の陰で視認性が悪い
  • 車椅子使用者が届かない高さに設置
  • 夜間に暗くて見えない(照明不足)

🛠️ 設置時の工夫:

  • スイッチの周囲に案内表示や矢印をつける
  • 明るい色のボディや蓄光テープで視認性向上
  • 「触れる→開く」というピクトグラムを貼る

4. センサー併用時の誤動作・干渉

タッチスイッチだけでなく、センサーと併用するケースでは、制御の優先順位によっては「開閉が思うように制御できない」ことがあります。

  • センサーでドアが開いている間にタッチしても反応なし
  • センサーを避けた操作をしたつもりが、反応してしまう

🛠️ 制御設計時の工夫:

  • センサーとスイッチの優先順位を調整できる制御盤を使用
  • 「開閉制限時間」「一時開放設定」などの設定を活用
  • 必要に応じて専門業者と制御設計を調整

5. 雨天時・屋外設置での「防水性能不足」

見落とされがちですが、「屋根の下だから大丈夫」としてIP等級の低い製品を使用した結果、結露や湿気で誤作動・腐食が発生することもあります。

🛠️ 防水対策:

  • 屋外ではIPX7以上の製品を選定
  • 軒下でも横殴りの雨に注意
  • 必要に応じて専用の防雨カバーを追加設置

6. バックアップ操作の検討不足

万が一、ワイヤレスタッチスイッチが反応しなかった場合、別の開閉手段がないと緊急時に対応できないリスクもあります。

🛠️ 対策:

  • センサーとの併用/非常開スイッチの設置
  • ドアが手動でも開けられる設計(停電時対応)
  • 電池切れ通知の運用ルール化

導入時にチェックすべき運用項目(チェックリスト)

チェック項目チェック内容
設置場所の電波環境金属遮蔽物や長距離通信がないか
見通しの確保スイッチ〜受信機間が目視できるか
視認性と操作性利用者が迷わず押せる位置か
電池寿命の確認交換周期と管理体制を決めているか
非常時対応反応しなかった場合の代替手段があるか

5. 有線と無線、電池式と電池レスの比較表【判断早見表付き】

Q:結局、どの方式を選べばいいの?

A:施工環境・利用頻度・運用体制によって最適な方式は変わります。仕様と特性を整理した上で、判断軸を明確に持つことが大切です。


基本の分類:4タイプに分けて比較

自動ドアのスイッチ方式は、主に次の4タイプに分類されます:

種類通信方式電源方式特長
有線タッチスイッチ有線(配線)無し(制御盤より供給)安定・信頼性が高いが、施工に手間
ワイヤレス(電池式)無線電池配線不要/設置自由/電池管理必要
ワイヤレス(電池レス)無線自己発電メンテフリー/初期コスト高め
手かざしセンサー無線(赤外線)電源供給非接触/誤作動対策に設計が必要

仕様・運用別 比較表

比較項目有線無線(電池)無線(電池レス)センサー
設置自由度△(制限あり)
信頼性◯〜◎(製品により)
メンテナンス◎(不要)△(電池管理)◎(ほぼ不要)
初期コスト△(やや高)◯〜◎
長期運用コスト
衛生面△(接触)△(接触)△(接触)◎(非接触)
操作明瞭性△(わかりにくい場合あり)

状況別「どれを選ぶ?」判断早見表

状況・目的推奨方式理由
改修工事で壁内配線ができない無線(電池 or 電池レス)配線不要・短期工事に適
高齢者向け施設で操作を明確にしたいタッチスイッチ(有線 or 無線)「押す」動作が直感的で誤操作しにくい
屋外や水回りで使用する電池レス or IP等級の高い製品防水性が高く、電池交換も不要にできる
頻繁に使われる場所でメンテコストを下げたい電池レス or 有線電池交換が不要、信頼性も高い
荷物を持った状態で通過したい手かざしセンサー非接触で両手がふさがっていても操作可能
押す力が弱い方でも使いやすくしたい電池式(軽い押下力)自己発電型はやや力が必要な場合があるため注意

注意:製品選定だけでなく「運用想定の明確化」が重要

同じ製品でも、設置環境や想定される使い方次第で満足度は大きく変わります。
とくに以下のようなチェックを事前に行うことで、「選んでから失敗した」を防ぐことができます:

  1. 利用者の年齢層・身体状況
  2. ドアの開閉頻度
  3. 電池交換の担当者・頻度
  4. 設置場所の温度・湿度・日照条件
  5. 将来的な機器増設や移設の可能性

6. どのメーカーを選べばよい?比較される代表製品まとめ

Q:いろんなメーカーがあるけど、どう違うの?

A:代表的な5社の製品を取り上げ、それぞれの特長や違いを比較表にまとめてご紹介します。


日本国内でよく比較される主要メーカー一覧

メーカー名主な製品シリーズ特長備考
ナブコ(NABCO)HW-50、NW-N801特定小電力通信、抗菌、防水、長寿命医療・高齢者施設に強み
オプテックス(OPTEX)OW-503簡単ペアリング、薄型設計、信頼性重視商業施設でも人気
寺岡オート・ドアOW-502、OW-502TFM方式、コンパクト、框対応小規模施設向けの実績多数
竹中エンジニアリングDAW-71、DAW-81LED表示、誤動作防止、設定簡単制御性に優れる
ホトロン(Hotron)電池レスワイヤレススイッチシリーズ自己発電方式、非接触操作に近い感覚厨房・屋外に強み

製品比較表(基本スペックと運用性)

項目ナブコ HW-50オプテックス OW-503寺岡 OW-502竹中 DAW-71Hotron 電池レス
通信方式特定小電力特定小電力FM波特定小電力自己発電/無線
アンサーバックあり(LED)あり(LED)なしあり(LED)一部あり
ペアリングありあり(簡易)手動切替あり固定設定型
防水性能IPX7防滴仕様明記なしIP対応ありIP65
電源電池式電池式電池式電池式電池レス
電池寿命2〜3年(標準使用)約2年1〜2年2年不要
押しやすさ軽め軽めやや重め普通やや強め(発電式)
主な用途病院・福祉施設・SC小規模施設医療・福祉屋外・厨房
その他抗菌・見やすい薄型・互換性コンパクトLEDで残量表示電池交換不要

検討時に重視したい「自社に合った基準」

導入時には「スペック」だけでなく、自施設の以下の条件と照らし合わせて選ぶことが重要です。

  • 利用者層(高齢者が多い → 押しやすさ重視)
  • 利用頻度(多い → 電池寿命や電池レス)
  • 設置環境(屋外 → IP等級必須)
  • 今後の増設(ペアリング調整のしやすさ)
  • メンテ体制(交換しやすさ/LED通知)

たとえば、病院の玄関なら「ナブコ」や「竹中」、厨房なら「ホトロン」、小規模施設で価格を抑えたいなら「寺岡」が選ばれることが多い傾向にあります。


製品選定時の相談ポイント

専門業者に相談する際、以下のポイントを明確にしておくと、より的確な提案を受けられます:

  • スイッチを取り付けるドアの種類(引戸/開戸など)
  • 壁の材質(コンクリート/金属など)
  • 配線の可否(有線対応可能か)
  • 操作する人の特徴(年齢・身体状況)
  • 非常時の対応手段の希望(センサー併用かなど)

【適ドア適所】にそった「まとめ」


あなたの施設に最適なワイヤレスタッチスイッチとは?

「自動ドアのワイヤレスタッチスイッチ」は、単なる“スイッチ”ではありません。

それは、**施設の使いやすさと安全性を支える“運用装置”**であり、導入の成否は「使う人の心理」と「運用の現実」に寄り添えているかどうかにかかっています。


適ドア適所の判断軸で選ぼう

この特集では、次のような【適ドア適所】の観点から、選定基準を明確にしました:

  • 「誰が操作するのか」:高齢者?子ども?職員?不特定多数?
  • 「どこで使うのか」:屋内?屋外?厨房?医療現場?
  • 「どんな運用を想定しているか」:頻繁に使う?夜間だけ?併用機器は?
  • 「どこまでの安心が必要か」:電池切れは絶対避けたい?衛生性も重視したい?

これらに応じて、「接触方式」「通信方式」「電源方式」「製品仕様」などを丁寧に見極めることで、導入後の安心と満足度がまったく違ってきます


おすすめの読み進め方(関連記事)

もっと理解を深めたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください:


出典表示

本記事の内容は以下の公式情報・製品ページ・専門資料に基づいて構成されています。

  • ナブコ製品ページ(HW-50, NW-N801)
  • オプテックス製品ページ(OW-503)
  • 寺岡オート・ドア製品ページ(OW-502シリーズ)
  • 竹中エンジニアリング製品ページ(DAWシリーズ)
  • ホトロン製品ページ(電池レススイッチシリーズ)
  • Newtonプラス公式サイトおよび提供資料(顧客導入事例、自社チャネル、FAQ資料)

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