自動ドアといえば「電気で動く引き戸タイプ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、実は“電気を使わない”タイプや、“後付けがしやすい”機構、さらには“建物の種類によって適した方式が異なる”など、奥が深い世界でもあります。
この記事では、数ある自動ドアの中でも「グローバルセンターの自動ドア」に焦点を当て、どんな建物に向いているのか、他社とどう違うのか、導入前に知っておきたい注意点まで、網羅的にご紹介します。
目次(このページの内容)
グローバルセンターの自動ドアとは?
要点:
- 株式会社グローバルセンターは、防犯・自動ドア機器を扱う企業
- 主力製品は「EDMシリーズ」や「スイングドアオペレーター」など
株式会社グローバルセンターは、自動ドアを含む電気制御機器や防犯システムの販売・施工を行う企業です。製品群としては、自動開閉装置(スライド式・スイング式)を中心に展開しており、特に「EDMシリーズ」は、施設向けの高機能モデルとして知られています。
たとえば、「ブラシレスDCモーター採用で静音性と耐久性を向上」「開閉速度を16段階で制御可能」など、比較的ハイスペックな設計が特徴。後付けや内蔵型のバリエーションもそろっており、設置条件に応じた対応がしやすい構成です。
どんな建物・用途に向いているのか?【適ドア適所の視点】
要点:
- 静音性・防犯性を重視する施設で活きる性能
- スライド式中心で「高頻度開閉+広めの開口」が求められる現場に適す
グローバルセンターの自動ドアは、次のようなシーンに特に適しています。
- オフィスビルのエントランス
- 見た目の高級感と開閉のスムーズさが求められる場所
- 病院・高齢者施設
- バリアフリー性能と静音性、非常時対応の機能性
- 中〜大型の商業施設や店舗
- 高頻度開閉への耐久性、広い出入口への対応力
逆に、狭小住宅や電源のない場所、停電時も機械に頼りたくない施設などでは、Newtonドアのような荷重式自動ドアの方が適しているケースもあります。
グローバルセンターの自動ドアの強みとスペック解説
要点:
- EDMシリーズ:静音性・速度制御に優れた汎用モデル
- スイングドアオペレーター:引き戸だけでなく開き戸も対応可能に
EDMシリーズ
- 最大120kgまでのドアを動かせるモデルあり
- 16段階の開閉速度調整機能
- センサー接続対応/防火ドア連動可能
- 内蔵型・外付け型あり
スイングドアオペレーター(ED100・ED250など)
- ドアの開閉アームに取り付けることで、自動開閉を可能にする装置
- 開き戸対応でバリアフリー設計に最適
- 電磁ロックや非常時開放機能などと組み合わせやすい
これらの機種は、施工前の建物条件(ドア重量・電源配線・スペースなど)に応じて選定されることが多く、事前の現場調査が重要となります。
他社製品と何が違う?【比較表あり】
| 比較項目 | グローバルセンター(EDM) | 一般的な他社自動ドア | Newtonドア(荷重式) |
|---|---|---|---|
| 動力方式 | 電動(DCモーター) | 電動(AC/DC) | 人の荷重(電気不要) |
| 開閉方式 | スライド・スイング | スライド | スライド(片開き) |
| 後付け対応 | 〇(種類あり) | △(要工事) | ◎(壁不要) |
| 停電時対応 | △(一部非常開放) | △ | ◎(電気不使用) |
| 静音性 | ◎(ブラシレスモーター) | 〇(機種による) | ◎(無動力) |
| 設置対象 | 中〜大型施設向け | 商業施設全般 | 小〜中規模施設向け |
この表からわかるように、グローバルセンター製は**「電動式としての性能重視」である一方、電気不要なNewtonドアは「シンプルで確実に動く安全装置」**という位置づけです。
導入時に注意したいこと・検討のポイントは?
手順:
- 既存の扉との相性確認
- ドアの重量、材質、吊元(片開き/両開き)などを確認
- 電源・配線の整備
- 電動装置用に100V〜200Vの安定した電源が必要
- 施工スペースの確保
- スイング型の場合、装置本体+アームの稼働域が必要
- 防火区画・避難経路との整合
- 防火設備との干渉や、建築基準法・消防法との調整が必要
- 定期保守の体制確認
- 導入後の点検・トラブル対応体制も含めてチェック
導入事例に見る、選ばれる理由と使い勝手
ケース1:オフィスビル玄関の自動化(東京)
- 手動ドア→EDMシリーズ導入
- 開閉頻度が高くなっても静音性が保たれ、入退室の効率が向上
ケース2:福祉施設の開き戸にスイングドアオペレーター導入
- 車椅子利用者の通行がスムーズに
- 開閉のタイミング制御により、ゆっくり開けられる設定が好評
ケース3:小型スーパーのバックヤード出入口
- スライド式ドアに後付けで自動化
- 食品搬入時の両手ふさがりでも出入り可能に
→ いずれも、「人の動線」「使う人の体力」「使用回数」に合った選定が功を奏した事例です。
【適ドア適所】から見た、グローバルセンター製品の位置づけ
グローバルセンター製品は、
- 高頻度利用かつ
- 電源設備が整っており
- 静音や制御性が求められる場所
に適しています。
一方で、
- 電源がない
- 電気を使わずに安全に開閉したい
- 停電時も確実に動く仕組みにしたい
といった現場では、Newtonドアなどの「荷重式」も検討する価値があります。
つまり、どちらが「良い/悪い」ではなく、
“適ドア適所”――建物と利用者に最も合った自動ドア方式を選ぶことが何より重要です。
よくある質問(FAQ)
Q: グローバルセンターの自動ドアは後付けできますか?
A: できます。スライド式・スイング式いずれも後付け対応の製品があります。ただし建物の条件によって制限があります。
Q: 停電時はどうなりますか?
A: 製品により異なりますが、多くは非常開放機能を備えており、停電時に自動的に解放される設計です。
Q: 保守・メンテナンスはどうなりますか?
A: 施工業者や販売チャネルによって異なります。導入時に保守契約を結ぶことが一般的です。
Q: 防火ドアにも使えますか?
A: 一部製品は防火ドアとの連動に対応していますが、型式や消防検査との調整が必要です。
Q: EDMとED100の違いは?
A: EDMはスライド式、ED100はスイングドア(開き戸)用の自動開閉装置です。
【適ドア適所】にそった「まとめ」
- グローバルセンターの自動ドアは、電動式の中でも高性能・静音性を重視する設計
- 特にオフィス・医療施設・商業施設など、中〜大型の用途に適している
- 導入には電源や施工条件の確認が重要
- 停電対応や安全性に不安がある場合は、荷重式のNewtonドアなども検討余地あり
- “適ドア適所”の発想で、「使う人にとって自然なドア選び」を実現することが大切
📚 出典一覧
- 株式会社グローバルセンター(製品カタログ・公式サイト)
- IPROS製品情報:https://www.ipros.jp
- Newtonプラス株式会社:公式資料・製品ガイドライン
【荷重式自動ドア】Newtonドアの資料請求はこちらから→https://76auto.biz/newtonplus/registp/p-offer.htm
【荷重式自動ドア】NewtonドアのYoutubeチャンネルはこちらから→https://www.youtube.com/@newton_plus