私たちは日常生活の中で、ごく自然に自動ドアを使っています。駅の改札を出るとき、スーパーや病院に入るとき。センサーが反応して自動で開いてくれる扉は、もはや「あるのが当たり前」の存在かもしれません。

でも、ちょっと考えてみてください。
「自動ドアって、電気で動く“引き戸”のこと?」
「実は、停電でも動くタイプがあるって知ってましたか?」

実は、自動ドアには「電動式」だけでなく、電気を使わない「荷重式(じゅうりょうしき)」という方式も存在しています。しかも、設置場所や目的によっては、荷重式の方が理にかなっている場合もあるのです。

この記事では、自動ドアの基礎から仕組み、種類、安全性、そして選び方の視点までを総合的に解説します。単に「センサーで開く便利なドア」というイメージを超えて、自動ドアの本質に触れていただける内容です。特に、対策を検討し始めた方にとっては、後悔しない選択のための土台になるはずです。



目次(このページの内容)

自動ドアとは?基本のきほん

Q:そもそも「自動ドア」とは何を指すのでしょうか?

A:人の動きや存在を検知して、自動的に開閉する仕組みを備えた扉のことをいいます。


要点:自動ドアの定義と基本的な役割

自動ドアとは、名前の通り「人が手で開け閉めしなくても、自動で開くドア」です。人が近づいたことをセンサーなどで検知し、それに連動して開閉することで、快適で安全な通行を実現します。

この技術は単なる「便利さ」を提供するだけでなく、以下のような多面的な役割を果たしています:

  • バリアフリー:高齢者や身体に不自由がある人にとって、手を使わず通れることは非常に重要
  • 衛生面:病院や飲食施設など、手を触れずに出入りできることで衛生リスクを軽減
  • 省エネ性:必要な時だけ開閉し、空調効率を保つ
  • 防犯性:特定の方向からしか開かないように制御することで、防犯上の対策になる

背景:なぜ現代社会に自動ドアが必要なのか

かつての扉は、手動で押したり引いたりして開けるのが当たり前でした。しかし、都市化とともに人の流れが集中し、多くの人が出入りする場所での利便性や安全性が強く求められるようになりました。自動ドアはそのニーズに応えるために生まれ、今では公共交通機関、病院、商業施設、オフィスビル、住宅施設など、あらゆる場所で活躍しています。

一見、何気ない存在のように見えても、自動ドアは人と建物の接点において、非常に大きな価値を生んでいるのです。


概念の広がり:「手を使わずに開閉するドア」すべてが対象

自動ドアという言葉は、実は非常に広い概念を含んでいます。以下のようなドアも「自動ドア」に分類されます:

  • モーターで動くセンサー式の引き戸(商業施設でよく見かける)
  • 空気圧で開閉する工場用ドア
  • 人が乗った重みで機械的に開く荷重式ドア(例:避難用出入口)

つまり「自動ドア=センサーで反応する電動ドア」だけではない、ということです。


まとめ:自動ドアは社会インフラの一部

自動ドアは、単なる「便利な設備」ではなく、公共性・安全性・環境性能の観点からも社会インフラとしての側面を持ちます。今後さらに、非接触・省エネ・高齢化社会への対応といったトレンドの中で、より進化し普及していくことが予想されます。


自動ドアの仕組みをやさしく解説

Q:自動ドアって、どうやって開いたり閉じたりしてるの?

A:人の動きをセンサーで検知し、制御装置が開閉の信号を出し、駆動装置がドア本体を動かしています。


要点:自動ドアは「反応→判断→動作」の連携プレー

自動ドアは、単体の装置ではなく、いくつかの部品が連携して動作します。その流れは以下のようになります。

  1. 検知(センサー):人や物の接近を検出
  2. 判断(制御装置):開けるべきかどうかを判断
  3. 動作(駆動装置):ドアを実際に開閉する

このように、自動ドアは「反応 → 判断 → 動作」というプロセスで機能しているのです。


1. センサー:自動ドアの「目」

センサーは、自動ドアが「人が来たことを知るための目」のようなものです。主に使用されるセンサーには以下があります:

  • 赤外線センサー:体温や動きを感知
  • マイクロ波センサー:人の動きの変化をとらえる
  • 超音波センサー:反射波で距離を測る
  • 光電センサー:光を遮ることで通行を検知

これらのセンサーは環境や設置場所に応じて使い分けられています。


2. 制御装置:自動ドアの「頭脳」

センサーからの信号を受け取って、「ドアを開けるかどうか」を判断する部分です。

  • 周囲の状況に応じて、開く・閉じるのタイミングやスピードを制御
  • 同時に安全確認(挟まれていないかなど)も行う

この部分がしっかり設計されていないと、誤作動や不快なタイミングでの開閉が発生します。


3. 駆動装置:自動ドアの「筋肉」

判断の結果を受けて、実際にドアを動かすためのモーターやギア類を含む部分です。

  • モーター+減速機で動力をドアに伝える
  • ベルトやチェーンでドアを滑らかに移動させる

また、駆動力の大小や開閉速度なども、この部分の仕様に左右されます。


その他の部品:ガイドレール・セーフティ機構

  • レール・戸車:スムーズな移動を支える
  • 安全装置:挟まれ防止や緊急時の停止などを実現
  • 補助バッテリー:停電時に一時的に動作を保持する場合も

イメージしやすくまとめると…

機能部品役割
人を見つけるセンサー人の接近や動きを検知
判断する制御装置動作すべきか判断・信号送出
動かす駆動装置ドアを実際に動かす
支えるガイドレール・戸車ドアの動作をスムーズに
安全を守る安全装置誤動作や接触の防止

補足:荷重式(じゅうりょうしき)は例外的な構造

この記事では主に「電動式自動ドア」の仕組みを説明していますが、後の章で解説する「荷重式自動ドア」では、人の体重(荷重)によって開閉が行われるため、センサーや駆動モーターを使用しません。これもまた自動ドアの一形態です。



種類別:自動ドアはどう分かれる?

Q:自動ドアって全部同じに見えるけど、どんな種類があるの?

A:開き方と動作方式の2つの観点で分かれます。用途や設置場所に応じて最適なものが異なります。


要点:自動ドアの分類は「開き方」と「作動方式」の2軸で考える

自動ドアは見た目こそ似ていますが、実は設計思想や構造により多くのバリエーションがあります。
分類の軸は大きく分けて以下の2つです。

  • ① 開き方の種類(どのように開くか)
  • ② 作動方式の種類(どうやって動くか)

① 開き方の種類

開き方特徴主な設置場所
引き戸タイプ横にスライドして開く。最も一般的な形商業施設、オフィスビル
開き戸タイプ扉が前後に開く(片開き・両開き)医療施設、トイレ、住宅
折れ戸タイプ扉が折れながら開く。狭小空間に対応エレベーター前、住宅
回転ドアタイプドアが円形に回転する構造。空調維持に強い高級ホテル、大型商業施設

② 作動方式の種類

ここが特に重要です。自動ドアが「どうやって動くか」によって、性能・用途・安全性が大きく変わります。

作動方式概要メリットデメリット主な採用先
電動式モーターと制御装置で駆動汎用性高・設計自由度停電に弱い・故障リスク駅、ビル、病院など
荷重式人が乗ると開く仕組み(電源不要)停電対応・維持コスト小大型化×、機構制限避難経路、住宅
空圧式圧縮空気を使った開閉パワフル・静音設備コスト、整備必要工場、医療現場
油圧式(少数)油の力で開閉(大型特殊用途)耐久性高重厚・高コスト工場や大扉

特に知っておきたい:荷重式自動ドアの特徴

  • 電気を一切使わないため、停電時でも問題なく開閉
  • センサー不要・故障リスクが極小
  • 動力源は「人の荷重(体重)」だけ
  • Newtonドアが代表的(詳細は後述)

選び方のポイント:構造の違いは「適ドア適所」に影響

たとえば、災害時でも確実に開いてほしい非常口には、電気に頼らない荷重式が適しているケースがあります。逆に、高級感や静音性が重要なホテルのエントランスには電動式+回転ドアが選ばれます。

このように、種類の違いは見た目以上に「目的に対する適合性」に直結します。



センサーの種類と特徴とは?

Q:自動ドアの「人が近づいたら開く」って、どんな仕組みで感知してるの?

A:赤外線やマイクロ波などのセンサーが、人や物の動きを感知してドアを開閉しています。


要点:センサーは「人の存在を検知する目」

自動ドアが自動で開くためには、「誰かが近づいた」という情報を感知し、制御装置に伝える必要があります。その役割を果たしているのが、各種のセンサーです。


主なセンサーの種類と特徴

センサーの種類仕組み特徴向いている環境
赤外線センサー人の体温や動きを検知反応が早い、誤作動少屋内・温度変化の少ない場所
マイクロ波センサー電波で動体を検知広範囲、速度検知が得意屋外・通行量の多い場所
超音波センサー音波の反射を利用安定性高、複雑な動きにも対応工場・医療現場
光電センサー光を遮ったことを検知通過の明確検知、安価補助用、狭小スペース

選び方のポイント:環境と設置目的にあわせて使い分ける

自動ドアに使われるセンサーは、すべてに万能なわけではありません。たとえば…

  • 赤外線センサーは温度差が少ない環境では精度が下がる
  • マイクロ波センサーは動体検知に優れるが、静止した人を感知しづらい
  • 超音波センサーは誤検知が少ないが、設置調整が繊細

このように、設置場所の環境(屋内/屋外、光/風の影響など)によって最適なセンサーは異なります。


センサーが持つ「安全性への影響」

  • 単に開けるだけでなく、挟まれ防止や接触回避の安全機能にもセンサーは関わっています。
  • たとえば、ドアの開閉範囲に誰かが残っていた場合、閉じかけのドアを止める、または再度開けるという動作をセンサーが支えています。
  • JIS規格にも「安全な検知性能」は重要項目として含まれています(Newtonドアの安全検証と整合あり【資料参照】)。

誤作動や誤検知を防ぐには?

  • センサーの誤作動は、不快感や危険を生む原因になります
  • 適切な「感度」「照射角度」「設置高さ」などを現場ごとに調整する必要があります
  • 特に屋外では風・光・動物などの影響もあるため、設置後のチューニングが重要です

まとめ:センサーは“見えないけど重要なパーツ”

センサーは目に見える部品ではありませんが、自動ドアの「快適さ」と「安全性」の両方を支えている極めて重要な要素です。今後、AIや画像認識などの進化によって、さらに高精度なセンサーが主流になる可能性もあります。



自動ドアの用途別マッチングガイド

Q:どんな場所に、どんな自動ドアを使うべき?

A:利用者の属性・目的・環境に合わせて、自動ドアのタイプを選ぶことが重要です。


要点:「適ドア適所」が安全性と満足度を決める

自動ドアはどれも同じように見えて、実は設置する場所や使う人の目的によって、適しているタイプがまったく異なります。
この視点をもたずに「とりあえず電動式を入れればいい」という発想で導入すると、後にトラブルや不満につながりやすいのです。


主な用途別:最適な自動ドアの選び方

設置場所・用途優先すべき視点向いているタイプ
商業施設(スーパー・モール)高頻度通行/大人数対応電動式(引き戸)
病院・介護施設非接触/バリアフリー/静音性電動式(引き戸・開き戸)+高感度センサー
オフィスビル・エントランス高級感/デザイン性電動式(回転ドア or 両開き)
一般住宅バリアフリー/節電荷重式 or 小型電動式(開き戸)
避難経路・非常口停電対応/確実な開放荷重式(電源不要)
工場・倉庫高耐久/迅速な開閉空圧式 or 電動式(高速タイプ)
小規模店舗・事務所コスト/静音性/小型化荷重式 or 小型電動式

実例:Newtonドアの導入事例から見る用途適合性

  • 【自治体施設】電源不要・メンテコスト最小 → 荷重式(災害対応も◎)
  • 【マンション】外扉として電源不要&故障リスク低 → 荷重式
  • 【飲食店舗】静音性と安全性の両立 → 電動式+高性能センサー
  • 【倉庫】大開口&風圧対策 → 空圧式 or 自動シャッター

各施設で「なぜこの方式が選ばれたのか」は、設置環境・用途・制約に対する最適解だったからです。つまり、それぞれの場所には**“適したドア”=適ドア**があり、それを選ぶ視点が必要なのです。


「なんでも電動」は、実は最適じゃないことも

電動式自動ドアは非常に汎用性が高く、多くの場所で使われています。しかし、

  • 停電や災害時には機能しない場合がある
  • 故障時には専門修理が必要
  • 設置後の電気代・保守費用がかかる

など、「いつでも・誰にでも最適」とは限らないという側面もあります。


荷重式が最適なケース

  • 電気が通っていない場所
  • 停電時も安全に開閉したい施設(避難所・防災拠点)
  • 高齢者が頻繁に出入りする住宅や施設
  • メンテナンスにあまり費用をかけられない小規模事業所

こうした場所では、あえて「電気を使わない」選択がベストになることもあるのです。


まとめ:「適ドア適所」が鍵

自動ドアは、見た目や費用だけで選ぶべきものではありません。
**「誰が、いつ、どんな目的で使うのか」**という視点から、その場所に“最も適した”自動ドア=適ドアを選ぶことが、トラブルのない長期利用への第一歩です。



自動ドアにあると安心な安全機能とは?

Q:自動ドアって、安全面ではどんな対策がされているの?

A:挟み込み防止や逆作動機能、JIS規格に基づく安全設計など、さまざまな工夫がされています。


要点:自動ドアは「人を守る装置」でもある

自動ドアは単に「自動で開く便利な設備」ではありません。
とくに公共施設や医療施設では、誰が通るかわからない以上、「絶対に危険があってはならない」装置でもあります。

そのため、各種の安全装備が設計段階から組み込まれています。


主な安全機能一覧

機能名内容目的
挟み込み防止機能開閉途中に人や物を検知すると停止/反転ケガや事故の防止
逆作動機能閉まりかけでも人を感知すれば再度開く再接近の安全確保
減速開閉開閉の始点と終点をゆっくり動作挟まれ・衝突リスクを軽減
停電対応機構停電時に開いたまま保持 or 非常解放閉じ込め防止・避難性確保
非常時開放装置火災報知などと連動して開放状態に避難導線確保
センサー補助複数のセンサーを組み合わせる誤作動の防止と安全性向上

JIS規格との整合性(Newtonドアを例に)

自動ドアの安全性は、**JIS A 4722(自動ドアの安全性能に関する日本産業規格)**に基づいて評価されます。
この規格では以下のような基準が求められます:

  • 開閉速度の上限
  • センサーの反応時間と範囲
  • 緊急時の安全措置
  • 電源喪失時の開放性能

NewtonドアではこのJIS規格に準拠した試験を実施し、「荷重式であっても電動式と同等レベルの安全性を満たす」ことが第三者検証機関で確認されています【詳細は安全性検証資料参照】。


見落とされがちな「高齢者・子ども」への配慮

  • 背が低いとセンサーが反応しづらい
  • 動きが遅いとドアが早く閉じすぎる
  • 視認性の悪いドアはぶつかりやすい

こうしたリスクに対応するために、「センサーの高さ調整」「扉の色」「警告表示」など、見た目の工夫も含めた安全設計が重要となります。


実例:安全性に関わるトラブルとその対策

  • 【事例1】センサーが子どもを感知できず、閉じかけたドアに接触 → 多点センサーで解決
  • 【事例2】停電でドアが閉まり、避難経路が塞がれた → 荷重式に変更し常時開閉可能に
  • 【事例3】高齢者が通過中にドアが閉じた → 開閉速度と滞在検知を調整

まとめ:「安全は見えないところでつくられている」

自動ドアは見た目以上に多くの安全配慮が施されており、その多くは内部構造や制御設定によって実現されています。
「自動ドア=安全装置」であるという視点を持つことで、より安心して導入・利用できるようになります。



自動ドアのメリットと注意点

Q:自動ドアって便利だけど、実際どんなメリットがあって、注意点はある?

A:非接触・省エネ・バリアフリーなど多くの利点がありますが、故障や停電時の対応、メンテナンスには注意が必要です。


要点:メリットとデメリットを正しく理解することが、後悔しない導入の第一歩

自動ドアの導入には、利便性の向上など数多くのメリットがあります。一方で、使い方や設置環境を誤ると、トラブルの原因にもなり得ます。ここでは、自動ドアの「光と影」を明確に整理していきます。


自動ドアの主なメリット

メリット内容
非接触で衛生的手を触れずに出入りできるため、病院・飲食店などで感染症対策にも有効
バリアフリー対応高齢者や身体の不自由な方にとっての通行障壁を取り除く
省エネ効果必要なときだけ開閉するため、冷暖房効率が向上(引き戸タイプなど)
利便性の向上荷物を持っている時などもスムーズに通行可能
防犯・セキュリティ強化一方向開閉や入退室管理との連携で防犯性能を高められる
デザイン性ガラス引き戸などは開放感があり、建物のイメージアップに貢献

自動ドアの注意点・デメリット

注意点内容
停電時の動作多くの電動式自動ドアは、停電時に動かなくなる可能性あり(※対策あり)
故障リスク機械装置である以上、経年劣化や誤作動のリスクがある
導入コスト本体・施工・電源工事などで手動ドアよりも費用がかかるケースが多い
維持費・点検定期点検や部品交換など、メンテナンスが必要(JISでは年1回以上推奨)
誤作動のリスクセンサー設定が適切でないと、開かない・閉まりかけなどの誤作動が起こる

停電時の対応:方式の違いで差が出る

  • 電動式:基本的には停止する(バッテリー内蔵モデルや非常解放機能付きもある)
  • 荷重式:電気を使わないため、停電時でも100%開閉可能
  • 空圧式:圧力が落ちると動作に支障が出る可能性あり

→ 停電対応が求められる場所(非常口・避難経路)には荷重式が有利です。


メンテナンスの視点から見る選び方

方式故障頻度メンテナンスの負担
電動式センサー・駆動部品に依存定期点検が必須(JIS推奨)
荷重式可動部のみ・電気なし故障が極めて少ない、点検もシンプル
空圧式エア供給源に依存専門技術が必要なケースあり

実例:メリット・デメリットのバランスで選ばれたケース

  • 【病院】衛生性+高齢者対応 → 電動式(高感度センサー付き)
  • 【公共施設】災害時対応+メンテ性重視 → 荷重式
  • 【工場】高速開閉+耐久性 → 空圧式 or 自動シャッター

まとめ:100点満点の自動ドアは存在しない

どの自動ドアにも「強み」と「弱点」があります。
重要なのは、そのドアが「どこで・誰に・何のために使われるのか」を考え、その用途に最適な方式を選ぶこと。

つまり、メリットとデメリットを正しく比較することで、本当に“後悔しない自動ドア選び”ができるのです。



よくある疑問に答えます【FAQ】

ここでは、自動ドアに関してよく聞かれる疑問を簡潔に、そして正確に解説します。
「これってどうなってるの?」というモヤモヤの解消にご活用ください。


Q1:自動ドアって、停電のときどうなるの?
A:基本的に電動式は止まります。バッテリー付きや非常解放装置がある場合は開いたまま保持されることもあります。
なお、荷重式自動ドアなら電源が不要なので、100%開閉可能です。


Q2:自動ドアのメンテナンスって必要?
A:はい、必要です。
JIS規格でも年1回以上の定期点検が推奨されています。特にセンサーや可動部の確認は安全性に直結します。


Q3:自動ドアはどのくらいの期間使えるの?
A:約10〜15年が目安ですが、使用頻度やメンテナンス状況によって変わります。
部品の交換や定期整備を行えば、さらに長く使えることもあります。


Q4:一部だけ開けるとか、手で開けられるようにすることはできる?
A:可能です。
手動モード付きの自動ドアや、任意で開閉範囲を設定できるタイプも存在します。


Q5:自動ドアの開閉速度って調整できるの?
A:はい、ほとんどの電動式は開閉速度や待機時間を調整できます。
高齢者施設などではゆっくり開くように設定されているケースもあります。


Q6:人じゃなくても動くの?(たとえば猫や風でも)
A:センサーの設定によります。
感度が高すぎると風や小動物でも反応してしまうため、適切な調整が必要です。


Q7:どこまでが自動ドアの「本体」なの?
A:基本的には、扉、レール、センサー、制御装置、駆動部がセットで「自動ドア」です。
ただし、建築物と一体になっていることもあるため、設計段階からの検討が大切です。


Q8:音がうるさいことはある?
A:劣化や部品の摩耗で異音が出ることがあります。
定期点検や部品交換で解決できることが多いです。


Q9:自動ドアって何枚扉があってもいいの?
A:用途によって複数枚のドアを組み合わせることもあります。
例えばエアシャワー室やクリーンルームでは「二重ドア」が一般的です。


Q10:荷重式の自動ドアは高齢者でも使いやすい?
A:はい、とても使いやすいです。
足元のプレートにそっと体重をかけるだけで開くため、センサーに反応しづらい高齢者でも安心です。



【適ドア適所】という考え方で選ぶ

Q:結局、どんな基準で自動ドアを選べばいいの?

A:「どこに」「誰が」「どう使うか」を起点に、設置場所に最も合った方式=“適ドア”を選ぶことが大切です。


要点:「良い自動ドア」は場所によって違う

これまでご紹介してきたように、自動ドアにはいくつもの種類と特徴があり、どれも一長一短です。
重要なのは、「どれが一番性能が良いか」ではなく、**「その場所に最も適しているか」**という視点で選ぶこと。

これが、「適ドア適所(てきドアてきしょ)」という考え方です。


3つの視点で選ぶ「適ドア適所」

  1. 場所(どこに):屋内か屋外か、出入りの頻度、風の影響、電源の有無など
  2. 人(誰が):高齢者か子どもか、荷物を持っているか、手を使えるか
  3. 用途(どう使う):日常の出入りか、緊急時の避難か、静音性重視か、衛生重視か

この3軸で自動ドアを考えると、「最適なドア」は自然と見えてきます。


事例でわかる適ドア適所

設置場所最適な方式理由
公共施設(防災拠点)荷重式停電対応、安全性、維持コストの低さ
病院電動式(センサー高感度)バリアフリー、衛生性、静音性
マンションの外扉荷重式雨風対応、メンテナンス性、防犯性
工場空圧式大開口・耐久性・高速性

Newtonドアが体現する「適ドア適所」

Newtonドアは、「どんな環境でも“正しい選択”をすれば、自動ドアはもっと安全に、もっと持続的に使える」という哲学から生まれた、荷重式の自動ドアです。

  • 電源が不要で、災害時にも確実に開閉可能
  • 設置後の故障やトラブルが非常に少ない
  • 高齢者にもやさしい「確実に開く」物理構造

ただし、Newtonドアが「どこでも使える万能なドア」ではありません。むしろ、「設置環境にぴったり合った場所で最大限に力を発揮する」タイプのドアです。
だからこそ、適ドア適所の考え方が必要なのです。


最後に:あなたの場所に合った“適ドア”を選んでください

自動ドアは、「動けばいい設備」ではありません。
使う人を守り、建物の価値を高め、毎日の快適を支える大切な存在です。
だからこそ、性能だけでなく“相性”を見極めることが、最高の選択につながります。

それが「適ドア適所」。そして、自動ドア選びにおいて最も信頼できる判断軸です。

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【荷重式自動ドア】NewtonドアのYoutubeチャンネルはこちらから→https://www.youtube.com/@newton_plus

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