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(1/6)木製でも「自動ドア」は可能?その基本を解説

自動ドアと聞くと、一般的にはアルミフレームやガラス製のドアが思い浮かぶかもしれません。しかし、実は「木製」の自動ドアという選択肢も、近年注目されるようになってきました。外観のデザイン性や、建物との調和を重視する設計ニーズの高まりとともに、金属製ではなく「温かみのある木」を素材として取り入れたいという声が増えてきたのです。

では、そもそも「木製で自動ドア」というのは本当に現実的なのでしょうか?結論からいえば、「可能」です。木材を使用した自動ドアは、すでにいくつかの国内メーカーから製品化されており、実際に商業施設や医療施設、公共空間などで採用されている例もあります。

このセクションでは、「木製自動ドアって、そもそもどういうもの?」「なぜいま注目されているの?」という基礎的な疑問に、やさしく答えていきます。


Q:木製の自動ドアって本当に存在するの?
A:はい、存在します。国内でも複数の専門メーカーが対応しており、オーダーメイドでの対応が主流です。


手動ドアとどう違う?「木製自動ドア」の定義とは

木製のドアというと、一般には住宅などで使われる「手動の木製開き戸」が思い浮かびます。対して「木製自動ドア」とは、以下のような要素を備えた扉を指します。

  • ドア本体が「木」もしくは「木を基調とした複合材」でできている
  • 開閉を人力ではなく、センサーやスイッチでモーターが自動で行う
  • ドアの動き方は「スライド式(引き戸)」「開き戸」などがあり、用途に応じて選ばれる

つまり、「素材が木」であることと、「動作が自動化されていること」が同時に成立している状態です。


なぜ木製自動ドアが注目されているのか?

主な理由は次の3点です。

  1. デザイン性・高級感の演出
     木の持つ質感や風合いは、金属やガラスとは異なる「温かさ」や「自然なやさしさ」を空間に与えてくれます。特に、和風建築や自然素材を活かした店舗・施設などでは、外観の統一感を損なわないデザイン性が重視されます。
  2. 建築物との調和性
     商業施設や医療機関などにおいて、「地域の景観に調和させたい」「外構やエントランスの雰囲気を壊したくない」という要望が強くなっています。アルミやステンレス製の無機質なドアでは浮いてしまう場合もあり、木材を使うことで全体に統一感を持たせることができます。
  3. バリアフリー・感染症対策ニーズの両立
     高齢者施設や病院、店舗などでは、非接触で開閉できる自動ドアが必要不可欠になっています。そうした機能性を持ちつつも、空間の「やさしさ」や「自然な雰囲気」を損なわない選択肢として、木製自動ドアの需要が高まっているのです。

すでに製品化も進んでいる

たとえば「Selvans(セルヴァンス)」というブランドでは、国産の無垢材を使った木製サッシ・自動ドアを展開しています。また、タミヤやつるた(つるま〜ど)など、日本国内の木製建具メーカーでも、オーダーメイドでの木製自動ドア製作に対応しています。

これらの製品は、建築設計段階から組み込まれることが多く、特注対応となるケースが一般的です。ただし、既存の木製ドアに自動開閉機能を後付けできるサービスや装置も存在しており、建物の条件次第ではリフォーム的な導入も可能です。


今のうちに知っておきたい基礎ポイント

  • 木製でも、きちんとした設計と施工があれば、自動化は可能
  • 「木だから不向き」と一概に決めつけるのではなく、設置条件や使用環境に応じて検討すべき
  • 見た目と機能を両立できる、現代的な選択肢の一つとして認知されつつある

(2/6)どんな種類がある?木製自動ドアのタイプと構造

木製の自動ドアが可能であると知っても、「どのような形式の自動ドアにできるのか」「木材との相性はどうか」など、気になる点は多いはずです。このセクションでは、木製自動ドアに採用される構造や開閉方式、そして装置との適合性について解説します。


Q:木製自動ドアにはどんな開閉タイプがあるの?
A:引き戸・開き戸・回転ドアなどの主要な形式に対応可能です。ただし素材の重量などにより制限もあります。


手動ドアと同じ開閉形式でも、構造は別物

木製自動ドアに採用される開閉方式には、主に以下の3つがあります。

タイプ特徴対応可能性(木製)
引き戸(スライディング)壁面に沿って水平にスライド◎ 多く採用される方式
開き戸(スイング)軸を中心に内外に開く◯ 条件付きで対応可能
回転ドア(ロータリー)中央軸を回転しながら開閉△ 特注・重量制限あり

木材は基本的に重いため、機構への負担が大きくなります。そのため、開閉頻度が高い場所や風圧が強くかかる場所では注意が必要です。


モーター装置(オペレーター)との相性と制限

木製のドアにモーターを取り付ける際には、以下のような点に注意が必要です。

要点:

  • ドアの重量に合わせた機種選定が必要(木はガラスより重くなりがち)
  • オペレーター自体も設置スペースの確保が必要(天井裏やドア枠の構造によって左右される)
  • 特に後付けで自動化する場合、既存の枠材の強度や寸法が制約要因になる

後付け対応の自動ドアオペレーター(例:LIXILやナブテスコ製)でも、「木製ドア対応モデル」が存在しています。ただし、その場合でもドア厚・重量・可動範囲など、詳細なスペック確認が必要です。


無垢材 vs 合板・突板:素材ごとの適性

木製自動ドアには、以下のような木材の使い方があります。

材料特徴自動ドアへの適性
無垢材天然の木そのもの。高級感・風合いが魅力△ 重量や反りに注意
合板(ベニヤ)木材を重ねて圧着。安定性に優れる◯ 軽量で安定
突板仕上げ合板の表面に薄い天然木を貼る◎ デザインと機能の両立

特に公共施設や商業建築で使われるケースでは、表面を木目仕上げにした「アルミ+木調」などの複合素材が主流です。これは、見た目の木質感と軽量・高耐久性を両立できるためです。


オーダーメイドと既製品、どちらが主流?

現時点では、木製自動ドアはオーダーメイドが基本です。理由は以下の通り:

  • 素材(木材)の特性に個体差がある
  • 開口部のサイズや意匠に応じた調整が必要
  • 自動化装置との適合確認が重要

しかし最近では、**メーカーによる「パッケージ化された木製自動ドアセット」**も出始めています。これにより、費用・納期の透明性が少しずつ向上してきています。


設計段階での検討が成功のカギ

木製自動ドアは、「後からつければいい」というものではありません。
むしろ、建物設計の初期段階から「木製ドアを自動化したい」と考えることで、以下のような恩恵があります:

  • 設置条件(天井高、構造材、配線経路)の確保
  • 外観意匠と構造のバランス設計
  • 火災・避難時の基準への適合(防火認定など)

(3/6)木材ならではの「注意点」とは?耐久性・安全性のリアル

木製の自動ドアは魅力的な選択肢である一方で、素材特有の課題にも注意が必要です。金属や樹脂製とは異なる性質を持つ「木材」を使う以上、その取り扱いや設計には専門的な配慮が求められます。このセクションでは、木製自動ドアにおける耐久性、安全性、そして法規との整合性について詳しく解説します。


Q:木製の自動ドアって安全なの?耐久性はどうなの?
A:安全に使用できますが、木材特有の変形・劣化リスクに配慮した設計とメンテナンスが重要です。


湿気・気温変化による「伸縮・反り」

木材は「生きた素材」とも言われるように、周囲の湿度や温度の影響を受けやすい特徴があります。特に以下のような問題が起こる可能性があります:

要点:

  • 湿度が高いと膨張し、閉まりにくくなる
  • 冬場の乾燥で収縮し、隙間が空く
  • 年月とともに「反り」や「ねじれ」が発生する場合も

こうした伸縮の影響を受けると、自動ドアの開閉動作がスムーズにいかなくなることがあります。特に、センサー誤作動や動作不良につながる恐れがあるため、素材選定や設計段階での対応が不可欠です。


重量によるモーター負荷と部品劣化

木材は、ガラスやアルミと比べて「密度が高く重い」ことが多いです。これにより以下の課題が発生します。

  • モーターやギアへの負荷が大きく、消耗が早くなる
  • 滑車・ベアリングなどの摩耗部品の交換サイクルが早まる
  • 無理な設計をすると、安全センサーの作動に遅れが出る可能性も

これらに対応するためには、モーター出力を上げるだけでなく、全体の設計バランスが求められます。素材の重量分布・ヒンジの強度・動作時の慣性力など、建築側と機構側の連携が不可欠です。


安全面:JIS規格やバリアフリー基準との整合性

自動ドアには、日本産業規格(JIS)で定められた安全基準があります。特に以下の項目が重要です:

規格・基準内容木製ドアへの影響
JIS A 4722自動ドアの安全要求事項衝突防止センサー、閉鎖力制限などの対応が必要
バリアフリー法高齢者・障害者の通行性確保間口寸法、段差なしの床設計が必要
建築基準法(防火区画)建物用途により防火設備の設置が義務防火戸認定が必要になる場合あり

木製であること自体が違反になることはありませんが、素材に応じた設計対応がされているかどうかが問われます。


Newtonドアとの安全性視点での比較(参考)

Newtonドア(荷重式自動ドア)は、センサーではなく「荷重=人の存在」をトリガーにして開閉する仕組みです。この方式は、

  • 電源不要で動作する
  • 人の体重が直接検知できるため、誤作動が少ない
  • 動作エリアが明確で、構造上の誤動作や挟み込みリスクを低減

という特徴があります。木製自動ドアでも、荷重式のような物理的検知方式を採用すれば、安全性を確保しやすいという考え方もあります。

ただし、荷重式と木製を組み合わせた製品はまだ一般化しておらず、施工の柔軟性やメーカー対応が必要になる場面もあります。


メンテナンス頻度とコストの目安

木製自動ドアは、通常の金属製・樹脂製よりもメンテナンス頻度が高くなる傾向があります。

項目木製金属製(アルミ等)
表面処理(塗装・防水)必要原則不要
ゆがみ・反りのチェック定期的に必要
可動部の点検頻度年1回以上が望ましい年1回目安

特に屋外に面した出入口などでは、風雨や直射日光の影響を受けやすく、経年劣化が進みやすいため、塗装・コーキングの再施工などが必要になることもあります。


導入時に押さえておきたい3つのポイント

  1. 「木だから不安」ではなく、「木だからこそ」適切な設計をする
  2. 安全性や法規に関しては、設計段階から建築士・メーカーとの連携が不可欠
  3. メンテナンスは「ランニングコスト」として捉えて計画する

(4/6)導入コストと設置条件のリアル

木製自動ドアの導入に興味を持ったとしても、実際にどれくらいの費用がかかるのか、どのような条件が整っていれば設置できるのかは、非常に気になるところです。このセクションでは、木製自動ドアにかかるコストの目安と、設置に際して考慮すべき建築・構造的な条件について詳しく整理していきます。


Q:木製自動ドアの費用って高いの?条件が厳しいって本当?
A:オーダーメイドが基本なので、一般的な自動ドアよりは高額になりやすいですが、設計次第で幅があります。設置条件も事前の確認が重要です。


木製自動ドアの価格相場は?

木製自動ドアは既製品がほとんど存在せず、基本的にオーダーメイドとなるため、価格帯にも幅がありますが、以下が概算の目安です。

内容価格帯(概算)
木製ドア本体(オーダー品)20万円〜50万円
自動ドア装置(オペレーター)15万円〜30万円
設置工事費(電気・建具・調整含む)15万円〜30万円
合計予算の目安50万円〜100万円超

※ 上記は住宅や小規模施設向けの目安であり、商業施設や大型施設になると構造や意匠に応じてさらに高額になります。


コストが変動する主な要因

  1. 素材のグレードと仕上げ
     - 無垢材(高級材種)を使用するかどうか
     - 表面塗装の種類(ウレタン塗装、防水処理など)
  2. ドアサイズと開口部設計
     - 開口が広くなるほど、ドア重量が増し、モーター性能や構造が強化される必要あり
  3. 自動化方式の違い
     - 引き戸か開き戸か(引き戸の方が構造的に安定しており、価格が抑えられる傾向)
  4. 後付けか新築か
     - 新築の場合、建築段階で組み込めるため施工がスムーズ
     - 既存建物への後付けでは、構造補強や電気配線の追加が必要になる場合も

設置条件に関わる3つのポイント

1. 建物の構造との適合性

木製自動ドアは、ドア自体の重量が大きくなるため、壁や柱などの構造体に十分な強度が必要です。特に後付けの場合は、開口部周辺の補強工事が別途必要になることもあります。

2. 電源・配線経路の確保

自動ドア装置にはモーターやセンサーが必要なため、近くに電源が確保できること、および配線を隠蔽できる構造(天井裏・床下など)があるかが重要です。

3. 防火区画や法的規制への適合

商業施設や集合住宅の共用部では、防火性能が求められることがあります。木製ドアでも防火認定を取得した製品(例:防火戸仕様の突板仕上げなど)であれば設置可能ですが、使用場所によっては制約があるため確認が必要です。


「後付けできるかどうか」は建物次第

最近では、既存の手動木製ドアを自動化するための「後付けオペレーター」も増えていますが、万能ではありません。以下のような条件をクリアしている必要があります。

条件内容
ドアの厚み・重量対応できるオペレーター機種の範囲内か
ドア枠の強度モーター・レールの取付けに耐えられる構造か
配線経路の確保電気工事が無理なく行えるか
周辺のスペースセンサーやスイッチを取り付ける余地があるか

特に「見た目を壊さずに自動化したい」という要望がある場合は、建築士や自動ドア専門業者との事前相談が非常に重要です。


予算に組み込むべき「隠れコスト」とは?

導入費用以外にも、以下のようなランニングコスト・メンテナンス費用も視野に入れておくと安心です。

項目内容
年1〜2回の点検費用約1万〜3万円/回(装置点検・潤滑など)
消耗部品の交換数千円〜数万円(モーターギア、センサーなど)
表面メンテナンス木部の塗装やコーキング再施工など、数年ごと

特に外部環境の影響を受けやすい場合は、想定以上にメンテナンスが必要になる可能性があるため、長期的な視点での費用計画が求められます。


(5/6)実際の導入例から学ぶ:木製自動ドアの活用シーン

木製自動ドアが「可能」であり「魅力的」であるとしても、実際にどんな場所で、どのような目的で導入されているのかを知ることは非常に参考になります。このセクションでは、国内で実際に導入された事例をもとに、採用の背景や活用ポイントを読み解いていきます。また、他素材との比較も行い、どんな場面で木製が効果的かを整理します。


Q:木製自動ドアって、どんな場所で使われてるの?
A:主にデザイン性や雰囲気を重視する商業施設・医療施設・宿泊施設などで導入されており、高級感と自然素材の調和を求める場面に向いています。


実例①:医療・福祉施設の玄関ドア(例:木調+自動開閉)

背景:

無機質になりがちな病院やクリニックのエントランスに「やさしさ」や「落ち着き」を与えるため、木製(または木調仕上げ)自動ドアを採用。

ポイント:

  • バリアフリー設計と自動開閉機能を両立
  • 無垢材ではなく、軽量化された複合材(アルミ芯+突板)を使用
  • センサー付き自動スライドドアで、感染症対策としても有効

実例②:温泉旅館・和風宿泊施設の玄関口

背景:

和の空間美を大切にした外観・エントランスに、自動ドアを目立たせず溶け込ませることが求められた。

ポイント:

  • 無垢の杉材や檜材を用いたオーダーメイドドア
  • フレーム・レールなど機構部分を見せない納まり設計
  • 滑らかな開閉動作と静音性で「おもてなし空間」に寄与

実例③:店舗・カフェ・雑貨屋などの路面店

背景:

「空間づくり」の一環として、入り口にも素材やデザインを徹底。顧客の第一印象を重視した店舗づくり。

ポイント:

  • 木製フレームとガラスを組み合わせた引き戸型
  • 店舗ロゴやイラストを木の表面に焼き入れ加工
  • 電源を使わずに荷重式(Newtonドアなど)を採用した例も存在

素材別:導入適性と使いどころの比較

素材デザイン性耐久性メンテナンス価格感向いている場所
木製(無垢)◎ 自然で高級感△ 湿気に弱い△ 頻繁に必要高め高級旅館、和風施設
木製(突板仕上げ)○ 見た目と軽さのバランス○ 安定性あり○ 表面処理で管理中程度医療施設、店舗
金属(アルミ)△ 無機質◎ 非常に強い◎ ほぼ不要安価商業施設、集合住宅
ガラス○ 開放感あり○ 強化ガラス前提○ 定期清掃必要中程度商業施設、オフィス

現場の声:導入後の「満足点」と「課題点」

満足点:

  • 来訪者の第一印象が変わった(「木のドアっていいね」と言われる)
  • 見た目の統一感があり、建物の価値が高まった
  • 非接触型で安心して使える環境が整った

課題点:

  • 湿気の多い地域では表面のメンテが必要だった
  • ドアの開閉スピードがやや遅めに感じる(重量の影響)
  • コストが高く、予算調整に時間がかかった

実例から見えてくる導入のポイント

  • 美観を重視するなら「木製」、機能を優先するなら「金属製」や「荷重式」などを検討
  • 自動化を前提とした設計ができれば、木製でも十分に運用可能
  • コストとメンテナンス性に注意すれば、長期的に見てもメリットが大きい

(6/6)【適ドア適所】木製自動ドアが向いている場所/向かない場所

自動ドアは「どこでも、何でも木製でOK」というものではありません。
むしろ、使用目的や環境に応じて最適な素材や構造を選ぶことが、長期的な安心と快適性につながります。このセクションでは「木製自動ドアが本当に向いている場所」と「他の方式を検討すべき場所」の違いを、プロの視点で明確にしていきます。


Q:木製の自動ドアって、どこに使うのが正解?
A:デザイン性や雰囲気を重視する場所には最適ですが、過酷な使用環境や高頻度の開閉がある場所では、金属製や荷重式が向いている場合もあります。


木製自動ドアが向いている場所【ベストマッチな用途】

シーン理由・メリット
和風旅館・温泉施設建物の世界観に自然に溶け込み、高級感・落ち着きを演出
医療施設の玄関(バリアフリー)やわらかい印象で来訪者に安心感を与え、非接触自動化とも相性◎
カフェ・店舗・雑貨店などファサード(建物正面)としてブランディング効果が高い
公共施設(木造建築や地域色重視の建物)景観配慮と調和が必要な空間に適している
デザイン住宅玄関を建築の一部として美しく仕上げたいニーズに対応

これらの場面では、「空間の雰囲気づくり」と「自動化」の両立を実現できる点で、木製自動ドアが非常に有効です。


木製自動ドアが向かない/再考すべき場所

シーン主な懸念・理由
商業施設のメイン出入口(高頻度)木材の耐久性・重量による消耗が早く、コスト・保守負担が大きくなる
工場・倉庫・学校などの多頻度使用環境条件(湿度・風塵)や高い開閉回数により変形・劣化リスクが高い
防火区画・避難経路上のドア防火認定が必要な場合、対応製品が限られ、設置難度が上がる
メンテナンスが難しい場所表面保護・再塗装などの定期メンテができない環境には不向き

これらの場面では、金属製やガラス製、あるいは**電気を使わずに開閉できる「荷重式自動ドア(Newtonドア)」**の方が、適切なケースが多くなります。


素材・構造の選び方=「適ドア適所」

最後に、用途に応じた素材・構造選定の視点を整理します。

選定基準木製自動ドア荷重式(Newtonドア)金属製・ガラス製自動ドア
デザイン性重視
高頻度使用
電源不要×
耐久性
メンテナンスの簡便性
防火性能△(製品による)△(構造制限あり)◎(仕様選定可)
バリアフリー適合

「見た目」で選ぶのではなく「環境と目的」で選ぶ

木製自動ドアは、見た目に優れ、空間演出の効果が高い反面、設置環境や運用条件に対して非常に繊細です。「どんなドアを使うべきか?」という問いには、「どんな人が、どんな頻度で、どんな目的で使うのか?」という視点で答えるべきです。

それが、私たちが掲げる考え方「適ドア適所」の基本です。


次に、記事本文の最後にふさわしい【まとめ+出典表示】を出力します。

【適ドア適所】にそった「まとめ」

木製自動ドアは、「自動化=無機質な金属製」というイメージを覆し、デザイン性と機能性を兼ね備えた魅力的な選択肢です。
特に「空間の雰囲気を大切にしたい」「人の印象に残る入口をつくりたい」といった場面では、その存在価値が一層際立ちます。

しかし同時に、木材という素材が持つ特性——湿気への敏感さ、重量による負荷、メンテナンスの手間——としっかり向き合う必要もあります。
「設置できるか?」ではなく、「この場所には本当に木製が適しているのか?」という視点が大切です。

そして、用途や環境によっては、**電源不要で安全性の高い「荷重式自動ドア(Newtonドア)」**や、耐久性に優れた金属製・ガラス製の自動ドアの方が、結果的に満足度が高くなる場合もあります。

だからこそ、ドア選びには必ず「適ドア適所」の判断を。
その場所に最も適したドアこそが、人の流れと空間の価値を最大限に引き出してくれるのです。


【出典・参照資料】

  • Newtonドア.txt(自社提供資料)
  • Newtonドアの安全性検証とJIS規格整合性.txt
  • NドアFAQ.txt
  • Nドア顧客セグメントと導入事例.txt
  • 自社サイト:https://newton-plus.co.jp
  • 自社Youtube:https://www.youtube.com/@newton_plus
  • selvans.jad.co.jp/joy-wood.co.jp/tsurumado.jp などの国内木製建具メーカー情報
  • autodoor.jp:木製ドアに関する注意点解説
  • 建築関連規格:JIS A 4722・バリアフリー法・建築基準法(防火区画)等

【荷重式自動ドア】Newtonドアの資料請求はこちらから→https://76auto.biz/newtonplus/registp/p-offer.htm

【荷重式自動ドア】NewtonドアのYoutubeチャンネルはこちらから→https://www.youtube.com/@newton_plus

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