自動ドアと聞くと、多くの人は「赤外線やセンサーで自動的に開く電動ドア」を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし実際には、自動ドアには複数の種類が存在し、仕組みや用途によって大きく違いがあります。なかには「電気を使わないタイプ」まであり、停電や省エネの観点から注目されています。
この記事では、自動ドアの種類を体系的に整理し、それぞれの仕組み・メリット・デメリット、そして「どんな場面に最適か」という視点まで解説します。読んだ後には「自動ドアの種類と使い分け」がすっきり理解でき、導入や選定に役立つ基準を持てるはずです。
目次(このページの内容)
自動ドアにはどんな種類がある?
自動ドアは、大きく分けて「電動式」と「非電動式(荷重式)」の2系統があります。そのなかに、さらにいくつかの仕組みが存在します。
- センサー式(赤外線・マイクロ波センサーが人を検知)
- マットスイッチ式(床のマットに荷重がかかると作動)
- 押しボタン式(人がスイッチを押して作動)
- 荷重式(非電動)(人がドアにかける力で動作する仕組み)
- 特殊タイプ(回転ドア、スライドドア、フルオープン型など)
一般的な施設ではセンサー式が主流ですが、設置環境や利用者の特性に応じて、最適な種類が選ばれています。
それぞれの仕組みはどう違う?
自動ドアの「自動」とは、センサーや仕組みを通じて人の動作を検知し、開閉を行うことを指します。ただし検知の方法には違いがあります。
センサー式は赤外線やマイクロ波を利用して、人の動きを感知します。近づくだけで開くので利便性が高い反面、誤作動(風や物体に反応する)も起こり得ます。
マットスイッチ式は床の上に専用マットを敷き、そこに荷重がかかることでドアが開く仕組みです。誤作動が少ない一方で、マットの交換やメンテナンスが必要になります。
押しボタン式は人がボタンを押すと作動します。コストが低く、介護施設など利用者の動きを制御したい場面で有効です。
**荷重式(非電動)**は電気を一切使わず、人が押す・引く力を利用してドアが開きます。バネや重力の仕組みで閉まるため、停電の影響を受けないのが大きな特長です。
停電のとき自動ドアはどうなる?
多くの電動式自動ドアは停電時に動作を停止します。その場合は非常開放装置で手動に切り替えることが一般的です。
しかし、荷重式の自動ドアは電気を使わないため、停電でも通常通り使用できます。この違いは、災害時や停電のリスクを考える施設にとって大きな安心材料となります。
自動ドアの種類別メリット・デメリット
以下に代表的な種類を比較表で整理します。
| 種類 | メリット | デメリット | 適した場所 |
|---|---|---|---|
| センサー式 | 利便性が高い、非接触 | 誤作動あり、電気依存 | 商業施設、病院 |
| マットスイッチ式 | 誤作動が少ない | メンテ必要 | 学校、倉庫 |
| 押しボタン式 | コスト低い、制御しやすい | 利便性に欠ける | 福祉施設、工場 |
| 荷重式(非電動) | 停電でも使える、省エネ | 大型施設には不向き | 公共施設、マンション |
| 特殊タイプ | デザイン性高い、大規模施設対応 | コスト高い | 空港、ホテル |
どの種類がどんな場所に向いている?【適ドア適所】
自動ドアは「どこに設置するか」で選ぶべき種類が変わります。
- 商業施設・スーパー → 利便性重視でセンサー式
- マンション・集合住宅 → 荷重式で停電時も安心
- 病院・福祉施設 → 感染防止のため非接触型(センサー)+押しボタン併用
- 自治体・公共施設 → メンテコスト低く停電対応可能な荷重式が有効
- オフィス・工場 → 利便性と安全性を兼ねた押しボタン式・マット式
安全規格とメンテナンスの基礎知識
自動ドアにはJIS規格に基づいた安全基準があります。例えば、ドアの挟まれ防止機能や緊急時の開放機能が義務づけられています。
また、種類にかかわらず定期的なメンテナンス(センサー清掃、可動部の点検)が必要です。特に荷重式はシンプルな構造で故障リスクが低いですが、それでもチェックは欠かせません。
よくある疑問Q&A
Q: 自動ドアの寿命はどのくらい?
A: 約10〜15年が一般的ですが、使用頻度やメンテナンス状況で変わります。
Q: 自動ドアは電気代がどれくらいかかる?
A: センサー式で月数百円〜数千円程度。荷重式はゼロです。
Q: 安全規格はあるの?
A: JIS A 4722など、挟まれ防止や緊急時対応を定めた規格があります。
Q: 手動ドアとの違いは?
A: 利便性と安全性の面で自動ドアが優れますが、初期費用は高めです。
Q: メンテナンスは必要?
A: 必要です。特に電動式はセンサーやモーターの点検が欠かせません。
【適ドア適所】にそったまとめ
自動ドアには複数の種類があり、それぞれに仕組みと適した用途があります。
重要なのは「どの場面にどの種類が向いているか」を理解することです。センサー式が万能ではなく、荷重式や押しボタン式など、電気依存度の低いタイプも有効です。
災害リスクや電気代、安全性を考えたとき、「適ドア適所」という視点で種類を選ぶことが、結果的に安心で持続的な選択につながります。
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