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「NV200に自動ドア」は標準でついているのか?

Q:NV200に自動ドアはついていますか?
A:基本的に、NV200(バネット)のスライドドアは手動仕様であり、純正での自動スライドドア機能は存在しません(一部の福祉車両など特殊車種を除く)。


要点まとめ:

NV200バネットのスライドドアは、商用車としての「低コスト」「シンプル構造」を重視する設計思想に基づいて、基本的に手動式となっています。ミニバンなど乗用車で一般的な“電動スライドドア”は、NV200には標準採用されていません。


背景:NV200の設計思想と自動ドア非採用の理由

日産 NV200 バネットは、配送業・福祉事業・小規模事業者・地方自治体など幅広い現場で使われてきた多用途バンです。
この車両の特徴は「小型ボディ」「広い荷室」「高い積載性能」「燃費の良さ」などで、業務用の“相棒”としての役割を担っています。

この用途において最も求められるのは、「シンプルで壊れにくいこと」「余計な機能がなく、故障リスクが低いこと」です。
自動スライドドアは便利な一方で、電動機構・センサー・配線が必要になるため、コストとメンテナンス性の観点で“業務用に適さない”とされてきたのです。


グレード別の仕様とスライドドアの違い

NV200には複数のグレードや特装車(福祉車両など)が存在しますが、以下の通り、自動ドア機能の設定は基本的に存在しません。

グレード・タイプスライドドア仕様自動ドア設定
DX(標準)両側スライド×(手動のみ)
GX(上級)両側スライド+パワーウィンドウ×(手動のみ)
チェアキャブ仕様福祉車両(電動ステップ付)△(要カスタム)
ワゴン/5人乗り仕様乗用+業務併用×

特装車については、ニーズに応じて架装メーカーが電動装備を加えるケースもありますが、これは標準設定ではなく「個別対応のカスタム」に分類されます。


過去モデルや海外仕様に例外はあるのか?

国内仕様では一貫して「手動スライドドア」がベースとなっていますが、一部海外市場向けやOEM供給車では、限定的に電動化されたモデルが存在する可能性もあります。
ただし、日本国内において流通している正規モデルでは、自動スライドドアは原則非採用です。


「自動ドアがない」ことの現場での影響

NV200のような商用車では「スピード感と効率」が重視されます。
しかし、特に以下のような場面では「手動ドアの煩わしさ」が実感されることも少なくありません:

  • 荷物を両手で抱えていて開閉が面倒
  • 子どもや高齢者を乗せる場面で安全性に不安がある
  • 停車後にドアを勢いよく開けて壁にぶつけるリスク

これらの積み重ねが、「後付けででも自動ドアにできないか?」というニーズに結びついています。


後付けで自動ドアにすることは可能?

Q:NV200に後付けで自動ドアをつけることはできますか?
A:はい、一定の条件下で可能です。ただし、すべてのドアやグレードで対応できるわけではなく、費用・安全性・施工技術など注意点も多くあります。


要点まとめ:

後付けによる自動化は「市販キットの活用」「専門業者によるカスタム施工」などで対応可能です。
対象は主に「スライドドア(助手席側)」または「リアゲート(バックドア)」ですが、DIYには限界があり、プロによる施工が推奨されます。


後付け自動ドアの方法:主な2つの選択肢

後付けで自動ドア化する手段は、大きく分けて以下の2パターンがあります。

方法特徴メリットデメリット
1. 市販キット導入(DIY)電動モーター・制御装置・スイッチ等のセットコストが安い配線や設置が難しい、安全機能が不十分
2. 専門業者によるカスタム施工プロによる車種専用設計/取り付け安定した作動・保証対応あり費用が高い、施工日数が必要

特に「スライドドアの電動化」は車体構造への影響が大きいため、業者施工が圧倒的に多くなっています。
一方「リアゲート(バックドア)」の自動化は比較的容易なため、DIYキットも多く流通しています。


手順:後付けで自動ドア化する流れ(業者施工の場合)

  1. 対象車両の確認(グレード・配線図・ドア構造など)
  2. キット選定と施工内容の打ち合わせ
  3. モーターや制御装置の設置(車内やピラー部に固定)
  4. 電源供給の配線工事(バッテリーまたはアクセサリー電源)
  5. スイッチやリモコンの設置(ダッシュボードやドア部)
  6. 動作チェック・安全装置の動作確認
  7. 完成・引き渡し・使用方法説明

DIYでやる際の注意点

  • 保安基準違反のリスク(安全装置が不十分な場合)
  • 取り付け不良による誤作動や事故の危険性
  • バッテリーや配線への過負荷リスク
  • 車検で問題になる可能性あり

特に、挟み込み防止機能がないキットは法令上も非常にグレーなため、安全・合法を重視するならDIYは避けるべきです。


対応する主なキット例とその特徴

製品名機能価格帯(目安)特徴
LinksAuto 電動パワーバックドアキット開閉・リモコン操作・ブザー警告約5〜8万円NV200にも適合可能との記載あり(要確認)
汎用スライドドアモーターキット電動開閉・手動併用可約3〜6万円加工前提、車種適合は個別判断

※注意:すべてのキットがNV200に対応しているわけではありません。購入前に要確認。


結論:後付けは可能だが、「誰が、どう使うか」がカギ

後付けによる自動ドア化は技術的には可能ですが、「自分で使うのか/お年寄りや子どもが使うのか」「雨の日の荷下ろしが多いのか」など、実用面での“本当に必要か”の判断が重要です。


自動化のタイプ別にみる「できること・できないこと」

Q:NV200のどのドアを、どこまで自動化できるの?
A:自動化可能なドアには「リアゲート(バックドア)」と「スライドドア」がありますが、それぞれに構造的・機能的な限界があります。完全な純正レベルの自動化は難しいケースも多いです。


要点まとめ:

NV200の自動ドア化では、リアゲート(バックドア)が比較的容易で、スライドドアは構造上の制約が多くあります。また、リモコンやセンサー連動などの“便利機能”も、後付けでは再現性に限界があります。


自動化できる場所と難易度の違い

ドア部位自動化のしやすさ後付けキットの流通状況安全性確保の難しさ
リアゲート(バックドア)◎(比較的容易)多い比較的安心
スライドドア(助手席側)△(構造により可)少ない/要加工センサー必須・高リスク
スライドドア(運転席側)×〜△(車体構造次第)少ない/専門業者対応高難度/非推奨

スライドドアは「レール・モーター・ストッパー・センサー」など複雑な機構が必要となるため、完全な電動化は相応の工事とコストがかかります。


機能面での「できること・できないこと」

機能リアゲートスライドドア備考
ボタンでの開閉操作配線とスイッチ追加で対応可
キーレス連動一部機種/カスタム要
障害物検知/挟み込み防止センサー付きキットで対応可能だが精度に限界あり
自動オープン/クローズモーター出力とドア重量の兼ね合いによる

とくに「障害物検知」「挟み込み防止」については、後付け製品では反応が遅かったり、作動感度が不安定なケースが報告されており、安全性には注意が必要です。


機能追加の限界と代替策

  • 音声案内やチャイム機能
     → 後付けは難しいが、ブザー音やランプの設置は可能
  • 完全自動閉開(リモコン or センサー)
     → 専用キットが必要、取付工賃含めて10万円以上かかるケースも
  • セミオート(手動でも自動でも可)
     → 「モーターアシスト方式」で可能。手動操作と併用できる

結論:スライドドアは「自動化できるが完全ではない」、リアゲートは現実的選択肢

NV200の自動ドア化では、リアゲートの自動化が最も成功率が高く、スライドドアは“簡易的な電動化”が限界とされます。
完全な純正レベルの動作・安全性を求める場合は、車両そのものを見直す視点も必要かもしれません。


安全性・法令・保証との関係は?

Q:後付けで自動ドアにしても法的に問題はないの?事故や故障が起きたらどうなる?
A:基本的に問題はありませんが、「保安基準を満たす必要がある」「保証が適用外になる可能性がある」など、慎重な判断が求められます。


要点まとめ:

後付けによる改造自体は合法ですが、保安基準(車両の安全に関する法令)に適合していない場合は、車検NG/事故時の過失責任増加などのリスクがあります。
また、ディーラーやメーカー保証は無効になる可能性が高いため、事前の確認が不可欠です。


法令面:保安基準と後付け改造の関係

自動車の構造変更は、以下の基準を満たさなければなりません。

  • ドアの安全性確保(開閉時に事故を起こさない構造)
  • 電動部品の取付が“安全に機能すること”
  • センサーやストッパー等が正常作動すること
  • 挟み込み防止や警告ブザーなど、一定の安全対策の装備

とくに、自動開閉ドアには「不意に作動しない」「人を傷つけない」構造が求められます。
これを怠った改造は「保安基準不適合」とされ、車検で不合格となる可能性があります。


安全機能が不十分な場合のリスク

  • 人身事故の加害責任が重くなる
  • 保険会社による損害賠償対応が難しくなる
  • 子どもや高齢者が挟まれる危険性が上がる
  • ドアが誤作動して物損事故を起こす

このようなリスクがあるため、最低限の安全機構(障害物検知センサー、ストッパー、警告音など)が整った製品・施工が必須です。


保証とメーカー対応について

項目内容
ディーラー保証後付け改造部分は原則として保証対象外となる。電装系の不具合全体が対象外になることも
メーカー保証車両本体の保証は維持されるが、改造による故障・トラブルには対応不可のケースが多い
保険会社の査定改造内容が事故や火災の原因とされた場合、保険金の減額または不支給になる可能性あり

とくに最近では「電動ドアによる事故増加」が問題視されており、不適切な後付けによる事故は重大な過失と判断される可能性もあります。


結論:後付けは“安全性と法令適合性を満たした”専門業者に依頼すべき

  • 安全センサーやブザーの装備がないキットは使用すべきではない
  • 保険や車検に通るかどうかを明記している施工業者を選ぶ
  • 自分や家族の命を守る選択肢として、“安かろう悪かろう”な改造を避ける

後付け費用と、実際のメリット・デメリット

Q:NV200を後付けで自動ドア化すると、いくらかかって、どれくらい便利になる?
A:費用は数万円〜十数万円が目安です。ただし、「費用に見合う満足度が得られるかどうか」は使用状況と期待値次第。後悔するケースも少なくありません。


要点まとめ:

後付けには明確な利便性がありますが、「費用」「安全性」「耐久性」「使わなくなるリスク」といった側面も同時に考える必要があります。すべての人にとって“お得”な選択ではありません。


費用相場:部品代と工賃の目安

部位内容相場価格(目安)
リアゲート(バックドア)電動化キット+取付工賃5〜8万円
スライドドア(片側)電動化キット+施工費10〜15万円
センサー追加/安全装備オプション扱い1〜3万円

※DIYの場合、部品代のみで済むが、安全性や精度に不安あり


メリット:導入して感じる利便性

  • 両手が塞がっているときの開閉が圧倒的に楽
  • 雨の日や子ども・高齢者の乗り降りがスムーズ
  • 駐車場や狭い場所での開け閉めによるストレスが軽減
  • カギを持っているだけで開閉できる「キーレス連動」は想像以上に便利

とくに、日常的に「荷物を持っての乗り降り」が多い方には、体感で明確に便利さを感じるという声が多いです。


デメリット:実際に起こりうる後悔やトラブル

  • 取り付けが雑で、しばらくして動作が不安定に
  • モーターが弱く、ドアが重すぎて途中で止まる
  • リモコンの感度が悪く、結局手動に戻った
  • 子どもがセンサーの死角に入り、挟まれかけた
  • 故障時に部品供給がなく修理不能になった
  • 車検で指摘されて結局取り外すことに

こうした後悔例は、特にDIY施工や安価なキットで多く見られます。


「つけてよかった」人の共通点 vs 「つけなければよかった」人の共通点

タイプ特徴
成功した人日常的に荷物を持つ/高齢者・子どもと同乗/プロに依頼した/安全対策を重視
後悔した人安さ重視でDIY/使わない場面が多かった/構造との相性が悪かった/長く乗らなかった

判断基準:費用対効果の「適正ライン」

「何のために自動ドアが必要か?」が明確であることが成功のカギです。
たとえば、週に1〜2回しか乗らない家庭用のNV200であれば、後付けの恩恵は薄いかもしれません。
一方で、毎日10回以上の開閉がある業務用途であれば、費用以上の価値を生む可能性があります。


今後の選択肢:NV200後継モデルは自動ドア搭載されるのか?

Q:NV200が生産終了になるって本当?次のモデルには自動ドアがつくの?
A:はい、NV200は2026年度で生産終了予定と発表されています。後継車では、競合他社の動向から見ても「自動ドア機能の標準装備化」が進む可能性があります。


要点まとめ:

現行のNV200は“シンプルな業務用車”という位置付けでしたが、今後の後継車では「利便性・安全性」を求める声に応える形で、電動スライドドアなどが標準化される流れが見込まれます。


NV200生産終了と後継モデルの概要

日産は公式に、NV200バネットを2026年度中に生産終了し、2027年度以降に新型の商用バンモデルを投入すると発表しています。
これはCO2排出基準の強化や、近年の「商用車の高機能化ニーズ」に応える動きでもあります。


他社の動き:商用バンでも“自動ドアは当たり前”になる時代へ

以下のように、競合メーカーではすでに商用車に「自動ドア」を標準またはオプションで導入する動きが活発です:

メーカー車種自動ドアの設定
トヨタタウンエース(福祉仕様)電動スライドドアあり
スズキエブリイワゴン(上位グレード)両側電動スライドドアあり
ホンダN-VAN+STYLE FUN左側電動スライドドアあり

この流れから見るに、次期NV200の後継車にも電動スライドドアが採用される可能性は高いと推測されます。


タイミング判断:今つけるか? 次を待つか?

選択肢向いている人
今すぐ後付けする今の車をあと5年以上使う/高齢者や子どもとの日常利用がある/雨の日の乗降が多い
次期モデルを待つ乗り換えタイミングが近い/長距離・長時間運転が増える予定/今の車に不満が多い

“電動でない自動ドア”という新しい選択肢もある

電気を使わない荷重式自動ドア(Newtonドア)のように、挟み込みの危険性がほぼなく、停電や電気系統トラブルにも強い構造を持った製品も存在します。
とくに福祉・教育・介護現場では、「電動よりも安全性を優先した選択肢」として再評価され始めています。


結論:未来を見据えて、自分にとっての「適ドア適所」を選ぶ

次期モデルの動向や、自動ドア技術の進化を踏まえながら、単に“電動であれば便利”ではなく、
「だれのために、どのような場面で使うのか?」という観点から、最適なドアの形を考えることが重要です。


【適ドア適所】にそった「まとめ」

NV200に自動ドアをつけたい――
そんな気持ちの背景には、「毎日の乗り降りのストレス」「子どもや高齢者の安全」「荷物を持ちながらの開け閉めの不便さ」があるのではないでしょうか。

今回ご紹介した通り、NV200には純正の自動ドアは基本的に設定されていませんが、後付けで対応する手段は存在します。
ただし、すべてのユーザーにとって最適な方法とは限りません。


自動ドアの“便利さ”の前に立ち止まって考えたいこと

  • 誰のために必要か?
     子ども? 高齢者? 荷物を持つ自分?
  • どんな場面で活躍するか?
     雨の日? 配送現場? 介護?
  • 自動=電動でなくてもいいのか?
     荷重式やスプリング式のような、電気を使わず、挟まれリスクの少ない自動ドアも選択肢になります。

Newtonドアのように、開けるのも閉めるのも軽い力ででき、安全面でも電動以上の評価を得ている「荷重式自動ドア」という存在を、ここであらためてご紹介しておきます。


「適ドア適所」という考え方

大切なのは、「とにかく便利な機能を全部つければいい」ではなく、
使う人・使う場面・使い方に応じて、最もふさわしい“ドアのあり方”を選ぶことです。

  • 雨の日に子どもを乗せるなら、電動スライドドアが力を発揮するかもしれません。
  • 高齢者の施設では、電気を使わないNewtonドアが安心をもたらすかもしれません。
  • 荷物が多い業務車では、リアゲートだけ自動化するのがベストなバランスかもしれません。

私たちの目的は「すべてを電動にすること」ではなく、本当に必要なところに、最適なドアを選ぶことです。

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【荷重式自動ドア】NewtonドアのYoutubeチャンネルはこちらから→https://www.youtube.com/@newton_plus

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