自動ドアと聞くと、「便利だけど、すごく高そう…」と感じる方が多いかもしれません。たしかに、大型施設や病院などで見かける自動ドアは、高機能で立派な装置が取り付けられており、導入には数十万円、あるいは百万円以上かかることもあります。そんな印象があるからこそ、「ウチのような小さな店舗には無理」と、最初から選択肢から外してしまっている方も少なくないでしょう。

しかし、実はこの「自動ドア=高額」というイメージには、いくつかの誤解が含まれています。用途や選び方次第では、意外と手が届く価格で導入できる方法もあるのです。

この記事では、「とにかく安く済ませたいけど、安かろう悪かろうにはしたくない」と悩んでいる方向けに、自動ドアの価格にまつわる真実と、費用を抑えつつも後悔しないための判断軸を整理してお届けします。

たとえば、

  • 「中古やリースは本当にお得?」
  • 「DIY設置は可能?」
  • 「電気代や故障リスクまで考えるとどれが安いの?」
  • 「“電気を使わない”自動ドアなんてあるの?」

といった疑問にひとつひとつ丁寧に答えながら、単なる価格比較ではない“後悔しない選び方”をご案内します。読み終えたとき、あなたの「安さ」の基準がきっと変わっているはずです。

次に、H2-1「自動ドアは“高い”のか?まずは相場と費用の内訳を把握しよう」に進みます。


目次(このページの内容)

自動ドアは“高い”のか?まずは相場と費用の内訳を把握しよう

結論:
自動ドアの価格は「種類」「設置場所」「開口サイズ」によって大きく異なりますが、一般的な店舗向けであれば約30万〜80万円が相場です。ただし、これは「本体+設置工事費」を含んだ金額であり、選び方によってはさらにコストを抑えることも可能です。


手動ドアと自動ドア、なにが違う?

まずは、「そもそもなぜ自動ドアは高く見えるのか?」という点から整理してみましょう。

手動ドアとの違いは以下の通りです:

項目手動ドア自動ドア
開閉の仕組み人力センサーまたは荷重・電気などで作動
必要な部材ドア本体+ヒンジやレールなどドア本体+センサー+モーター等の制御機構
設置にかかる作業比較的簡易配線や安全基準に基づく専門工事が必要
メンテナンス最小限部品交換や定期点検が必要

こうした仕組みの違いが、導入コストと維持費に影響します。


自動ドアの価格構成:本体・工事・維持費に分けて考える

よくある誤解の一つが、「自動ドア本体の価格=総費用」と思い込んでしまうことです。実際には、自動ドアの導入コストは主に以下の3要素から成り立ちます。

  1. 本体価格(目安:15万〜50万円)
     製品の種類や性能によって幅があります。高性能なタッチレスセンサー付き自動ドアは高額になりますが、基本的なスライド型であれば比較的安価な製品もあります。
  2. 設置工事費(目安:10万〜30万円)
     建物の構造や配線工事の有無によって変動します。たとえば「開口部の拡張」が必要な場合や、「電源を遠くから引っ張る」などの特殊な条件があると、工事費が跳ね上がることがあります。
  3. 維持・メンテナンス費用(年間:数千円〜数万円)
     電動式の場合はセンサーやモーターなどの可動部分に定期的な点検・部品交換が必要です。メンテ契約を結ぶケースもあります。

種類別価格のイメージと適応ケース

種類によってコスト感も用途も異なります。以下に代表的なタイプの目安をまとめました。

自動ドアのタイプ特徴相場価格(本体+工事)主な利用シーン
スライド式(引き戸)横にスライドして開閉30万〜70万円店舗・事務所の出入口
開き戸式ドアが内外に開くタイプ40万〜80万円高齢者施設・医療機関など
フラップ式自動改札のような回転バー型70万〜100万円以上工場・セキュリティゾーン
荷重式(非電動)人の重みで開閉。電気不要20万〜40万円小規模店舗・自治体施設など

※価格は目安であり、設置条件や地域により異なります。


価格は“選び方”で変わる

ここまで見ると、「やっぱり高いな…」と感じるかもしれません。しかし、次章では中古・DIY・リースといった“コストを抑える方法”について詳しく見ていきます。実は、「どう導入するか」の工夫次第で、同じ自動ドアでも大きく費用差が出るのです。

→ 次は「中古・DIY・リース」の選択肢が本当に得かどうかを見ていきます。


とにかく安くしたい!中古・DIY・リースは本当に得か?

結論:
初期費用を抑える手段として「中古」「DIY」「リース」は魅力的に見えますが、それぞれに見落とされがちなリスクがあります。価格だけでなく、維持管理・安全・法令対応まで含めて慎重に検討することが大切です。


手段①:中古の自動ドアを導入する場合

「中古品なら安く手に入るかも」と思いがちですが、自動ドアは“精密機械”です。中古の導入には以下の注意点があります。

メリット:

  • 本体価格が新品の半額以下で入手できることもある
  • 条件次第では短納期で導入可能

デメリット:

  • メーカー保証が切れていることが多く、修理時に割高
  • 古いモデルは部品の入手が困難で、故障時に“全交換”のリスクも
  • 設置工事費は新品とほぼ同等にかかる

中古は、あくまで「一時的な対応」や「短期使用前提」であればアリですが、長期使用を前提とする施設では避けた方が無難です。


手段②:DIYで自動ドアを取り付ける

ネット通販やホームセンターなどで、個人向けに販売されている「簡易型自動ドアキット」も存在します。これを使えば、確かに導入コストは最小限に抑えられます。

メリット:

  • 3〜10万円前後で購入可能な製品も
  • 自分で取り付ければ工事費が不要

デメリット:

  • 扉の動作が不安定になりやすく、安全面でリスク
  • バリアフリー・消防法などの基準を満たせない可能性
  • 故障時の修理対応が限定的

とくに商用施設では、**法律・安全基準に適合していないDIY設置は「原則NG」**と考えた方がよいでしょう。


手段③:リース・レンタルで導入する

「月額1万円で自動ドアが使える」といったリースプランもあります。初期費用を抑えたい人には検討に値しますが、長期的に見ると割高になるケースもあります。

メリット:

  • 初期費用がゼロまたは非常に低く始められる
  • 故障時のサポートがリース会社負担になる場合がある
  • 税務上、経費として処理しやすい

デメリット:

  • 総支払額が購入より高くなる可能性あり
  • 中途解約ができない契約が多い
  • 機種や設置場所が限定されることもある

「5年以上使うなら購入、短期ならリース」が一つの判断基準になります。


「安さ」だけに目を奪われない選択を

中古・DIY・リースはいずれも“安く見える”選択肢です。しかし、重要なのは「長く、安心して使えるかどうか」。特に商用施設や公共施設では、安全性や法令遵守の観点でNGなケースも多く、見かけの安さが“高くつく結果”になることも。

では、「そもそも電気代もかからない自動ドアがある」という話をご存知ですか?
次章では、電源不要=“荷重式”という選択肢について詳しく解説していきます。


「電気を使わない自動ドア」って何?荷重式の仕組みと特徴

結論:
「荷重式自動ドア」は人が乗ったときの“体重”を利用してドアが自動で開く仕組みで、電源もモーターも使わない画期的な構造です。電気代ゼロ・停電でも動作・設置がシンプルといった点で、特にコスト意識が高い施設や公共機関に採用が広がっています。


荷重式とは?重さで開く“しくみ”をわかりやすく

荷重式自動ドアのしくみはとてもシンプルです。

  • ドアの前に設置された「荷重センサー内蔵マット」に人が乗る
  • 重さを感知したマットが、ワイヤー機構でドアを引く
  • 扉はバネの力で自然に閉まる

つまり、「電気もモーターも一切使わずに、人の重さだけで開閉を実現する」のが荷重式です。


電源が不要=こんなに多くのメリットがある

電気を使わないことによって、次のような経済的・構造的なメリットがあります:

  1. 電気代がゼロ
     年間で見ればわずかな差ですが、5年、10年と使い続けると意外と大きなコスト差になります。
  2. 停電時も使える
     災害時や不意の停電でも、確実に開閉ができるため、自治体施設や避難所でも注目されています。
  3. 配線工事が不要=設置コストが抑えられる
     電気配線が必要ないため、設置の自由度が高く、工事費も低めで済みます。
  4. 故障リスクが低い
     機械部品が少ないため、電動式に比べて壊れにくく、維持費も抑えられます。

実際に導入されている場所は?

荷重式自動ドアは、以下のような場所で導入が進んでいます:

導入先採用理由
自治体の公共施設停電時でも使える・維持費が安い
地域の図書館小規模施設で大掛かりな工事が不要
小児科・クリニック子どもや高齢者でも安全に使える
老人ホーム電動式だと高額なメンテ費がかかる → 代替として

特に「電源が引けない」「とにかく低コストで設置したい」「操作が不要で安全に使いたい」といったニーズが強い現場に適しています。


もちろん弱点もある

どんな製品にも向き不向きがあります。荷重式にも以下のような制限があります:

  • 自動で開く範囲は「人が乗ったとき」限定(車椅子や荷物台には反応しない場合も)
  • 高頻度・大規模施設には不向き(開閉数が多いと耐久性の設計を見直す必要あり)
  • スライド式など、特定の構造には対応していない

とはいえ、「予算が限られているけれど、安心して使える自動ドアを入れたい」という施設にとって、荷重式は非常に現実的で堅実な選択肢となり得ます。


次章では、ここまでの情報を踏まえ、「安さ」だけで選ばずに“本当に後悔しない”選び方の判断軸を整理していきます。


「安さ」だけで選ばない!本当に失敗しない選び方の判断軸とは?

結論:
自動ドアを選ぶ際に重要なのは、「初期費用の安さ」だけではなく、**「長期的な費用」「安全性」「対応力」「交換頻度」なども含めた“総合判断”**です。見た目の価格だけで選ぶと、結果的に損をすることもあります。


判断軸1:初期費用だけでなく「総保有コスト(TCO)」を見よう

TCO(Total Cost of Ownership)とは、購入から廃棄までの全体の費用を指します。
自動ドアにおいては、以下のような費用がTCOに含まれます。

費用項目内容
導入費用(初期)本体価格+設置工事費
ランニングコスト電気代(電動式のみ)
保守メンテナンス費用年1〜2回の点検・修理
故障対応費用突発的な修理・部品交換
交換費用製品寿命後の交換サイクル(10年程度)

例えば、初期費用は30万円でも、10年間で電気代+メンテ+部品交換に30万円かかれば、トータルで60万円の投資になります。一方、荷重式で初期費用が40万円でも、電気代ゼロ+故障リスク低でトータル45万円程度で済むなら、結果的に安いのは後者かもしれません。


判断軸2:交換頻度とパーツの入手性

意外と見落とされがちなのが、「いつまでその製品を使い続けられるか?」です。

  • モーター部品の寿命:5〜7年で交換が必要な場合も
  • 古いモデルは部品供給が停止することもある
  • 一部の外国製製品は、修理に時間とコストがかかる

つまり、「安く買っても、修理ができずに数年で買い替え」になると、トータルでは大損になります。国内製で、部品供給が長く続くモデルを選ぶのが安心です。


判断軸3:安全性・バリアフリー・法令対応

価格だけでなく、「使う人にとっての安全・安心」も見逃せません。

  • センサーの反応速度・精度
  • 自動開閉のスピード(高齢者や子どもでも使いやすいか)
  • 開口幅(車椅子やベビーカーに対応しているか)
  • 非接触対応(感染症対策として)
  • 消防法や建築基準法に適合しているか

こうした要素が不足していると、「安くつけたけど、使いづらい」「改善工事が必要になった」ということも起こりえます。


「目に見える価格」だけがコストではない

自動ドアは一度導入すれば、10年、15年と使い続ける設備です。
短期的な「価格の安さ」よりも、長期的に見て“トータルで安くなるもの”を選ぶのが後悔しない選び方です。

次章では、これらの判断軸を踏まえて、「価格帯別・用途別」におすすめの選び方を整理した早見表を紹介します。


価格別に比較!あなたに合った「適ドア適所」早見表

結論:
「安いか高いか」だけで選ぶのではなく、どのような場所に、どのような使われ方をするかを考えて選ぶことが、自動ドア選びの最重要ポイントです。この記事ではそれを「適ドア適所」と呼んでいます。


自動ドアの価格帯別・用途別マトリクス

下の表は、「価格帯」「電源の有無」「特徴」「おすすめ設置場所」をまとめたものです。自分に最も近い状況に合った選択肢を見つけてください。

価格帯タイプ電源特徴向いている場所
10万〜30万円中古(電動)必要初期費用は安いが故障・修理リスク短期使用/限定的な空間
20万〜40万円荷重式不要電気不要、メンテが楽、安全性◎公共施設、小規模店舗
30万〜50万円電動スライド必要標準的な自動ドア、多用途対応一般店舗、オフィス入口
50万〜80万円高機能型必要非接触対応や多機能センサー搭載病院、介護施設、大型施設
月額1万前後リース要 or 不要初期費用ゼロ/長期は割高短期イベント/試験運用

用途別で選ぶ「適ドア適所」ガイド

目的によって適したドアのタイプが異なります。下記は代表的な利用目的と、その際に検討すべき選択肢です。

  • コスト重視/小規模店舗の場合:
     → 荷重式 or リース(短期限定)
     → 電源が不要で、工事費も抑えられる荷重式は堅実な選択肢
  • 公共性が高く、安全第一な施設:
     → 電動式(センサー感度が高いモデル)
     → ただし、電気不要で停電時にも作動する荷重式も有効
  • 一時的なイベントや仮設施設:
     → レンタル or 簡易型DIY
     → ただし、法令対応を確認することが必須
  • 老朽化ドアの更新を最小コストで済ませたい場合:
     → 中古(ただし信頼できる事業者から)

比較の視点は「安さ+適正さ」

価格が安いものを選ぶのではなく、**「その場にとって最も無理なく、長く、安全に使えるドアは何か」**という視点で選ぶこと。それが“適ドア適所”の考え方です。

次章では、ここまでのまとめと、関連する情報への橋渡しを行います。


まとめ:安くても後悔しない選び方ができる時代です

結論:
「自動ドアは高い」と思い込んでいた方も、この記事を通して選び方次第でコストを大きく抑えられることを感じていただけたのではないでしょうか。しかも、その「安さ」は単なる価格だけでなく、**設置後の安心や使いやすさ、長期のメンテコストまで含めた“本当の意味でのコスト”**です。


見直すべき「安さ」の定義

これまでの内容を振り返ると、自動ドアにおける“安さ”とは単に数字の安さではなく、以下のような総合的な価値を意味します。

  • 初期費用の安さ
  • 故障の少なさ=長く使えること
  • メンテナンスのしやすさ
  • 電気代などのランニングコスト
  • 法令遵守や安全性が担保されていること

これらを総合的に満たす選択肢の一つとして、「電源不要・停電対応・壊れにくい」という特長を持つ荷重式自動ドアは、**“見えにくいけれど合理的な選択肢”**と言えるでしょう。


「知らなかった」で損をしないために

自動ドアは頻繁に買い替えるものではありません。一度設置すれば、10年、15年と使い続ける設備です。だからこそ、**「価格だけを見て選んでしまう」「いつもの流れで業者に任せてしまう」**といった判断が、あとから大きな後悔につながることもあります。

逆に言えば、今回ご紹介したような「比較の視点」「判断軸」を知っているだけで、同じ予算でも、より納得感のある選択ができるようになります。


【関連記事のご案内】

もっと詳しく知りたい方は、以下の関連ページをご覧ください:

  • ▶ 「荷重式自動ドアのしくみと安全性」
  • ▶ 「Newtonドアはどんな施設で使われている?」
  • ▶ 「停電に強い施設づくりとその選択肢」

※リンク先では、特定の商品を売り込むのではなく、中立的な技術情報として詳しく解説しています。


【適ドア適所】にそった「まとめ」

最後に、「適ドア適所」の考え方に基づいて整理すると──

  • 小規模・省コストなら荷重式が有力候補
  • 短期や試験運用ならリースや中古も検討可
  • 大規模・高機能が求められるなら電動式が王道
  • 選ぶべきは「長期的に最も無理がない選択」

“安くても、ちゃんと使える”
そんな選び方ができる今だからこそ、もう一度、自動ドアの選択を見直してみてください。

【荷重式自動ドア】Newtonドアの資料請求はこちらから→https://76auto.biz/newtonplus/registp/p-offer.htm

【荷重式自動ドア】NewtonドアのYoutubeチャンネルはこちらから→https://www.youtube.com/@newton_plus

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